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世界と調和する方法:6

2017.02.17 22:48

人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。インドに伝わるヨーガのエッセンス教典「バガヴァッド・ギーター」の約700節のうち、毎日読みなさいと、私たちのヨーガの師から勧められている8節をご紹介しています。


今日は、こちらの節です。


「友も敵も平等に扱い、

名誉・不名誉に関心なく、

寒著、苦楽、賞賛・非難

に心動かさず、

 常に俗的な交際をせず、

無駄口をせず、

 何事にも自然にやってくるもの

で満足し、

住む場所にも執着なく、
断固たる決心で心を私に結び付け、

バクティ・ヨーガに励む者

を私は愛する。」

(12章18-19節)


皆さま、お読みになって何を感じますか?


清々しく、愛そのもので生きるブリンダーヴァナの聖者たちの姿が重なります。


私たちは、つい自分のしたいことを優先し、そのためにがむしゃらになります。


仮に表向きでは、周りに合わせていたとしても、心の中に「本当はこうしたった」という思いが残ったまま、見て見ぬフリをして、潜在意識に怒りを溜め込む(これがより厄介)、と言われます。


この節では、

そのようにならないことを教えながら、

最後に「私は愛する」

とおっしゃっています。


こうしなさい、ではないんです。


こうする人が、好きですよ。とおっしゃっている。


ここがバクティヨーガの聖者に共通する優しさだと思うのです。


バクティヨーガにも、形式にこだわる流派と、自発を大切にする流派があるそうですが、私たちに師は自発性を大切にします。


お互いを愛し、尊重するからこそ、強要もしませんし、結果、心の底からの安心を得られる美しいヨーガだと思います。


そんなエッセンスをお伝えできますように。



ラーデーラーデー