透かし和紙で作るほおずき
2021.08.15 08:50
8月前半の大人クラスは、ほおずきをテーマに制作しました。好きなほおずきを選んでいただき、風鈴の音を聴きながら、みんなで一緒にほおずきを観察しました。
東京の浅草寺の「ほおずき市」は、昔から7月に開催され、ちょうどほおずきが朱く染まる頃がお盆ということで、お盆飾りとして使われるようになったとも言われています。子どもの疳の虫にも効くというほおずき。^^触ってみるとざらざらとして、紙風船のような空気感があります。
骨組みだけを作った時点で「すでに可愛い。。」
ふんわりと透かし和紙で包み込み、筆で撫でると、
「気持ちが明るくなり、幸せな気持ちになります。」
そんな声を聞きつつ、優しい時間が流れました。和紙はいいですね。
みなさんの「透かし和紙で作るほおずき」です。
鑑賞会では、みなさんが作ったほおずきに、ライトの光をあててみました。世界一薄い和紙で作った皮の透明感が本当に美しく、手作りの実までしっかり見えていますね。
今年のお盆は、帰省もできない状況、友人や親戚にも会えず、それにお天気も大雨続き。。どこか寂しさを感じる今年のお盆に、まるで提灯のように柔らかに灯す光ですね。^^
さぁ、いよいよ8月後半のセッション、夏の締めくくりを飾るのは、夏の花「向日葵」です!お楽しみに。