カレーの世界は奥深い☆スパイス講座 ヴァータ沈静編
今日はカレッジ主催のスパイス講座を受けてきました^^
先生はスパイス料理の第一人者、渡辺 玲先生です。もう30年も研究を続けていらっしゃるそうなんです。だからかな、お肌がツヤッツヤで、キレが良くて、とってもステキな先生でした☆
私が使うスパイス・・・頑張って思い出しても、ローレル、コリアンダー(パクチー)、ターメリック(ウコン)、シナモン、クローブ、ローズマリー、タイム、ナツメグ、パセリ、ミント。料理本に書いてあるものを意味も解らず使うくらい。GABANやS&Bのビン詰めのものを、振りかけるくらい。
先生のキッチンには、見たことのないスパイスがたくさん!!キレイに小分けされていて、ど素人の私には、アーユルヴェーダサロンのイメージ画のように見えました...♡
今日はレンズ豆のカレーと、ヨーグルトベースのキーマ(鳥挽肉)カレーの作り方を教えていただきました。レシピのテーマは『ヴァータを整えて、心身疲労&ストレス対策!』です。
ヴァータを沈静させる、身体を温めるスパイスと食材、油性をしっかり取った重みのあるカレーが3種類。もちろんヴァータ鎮静効果がある甘味や塩味、酸味もしっかりと感じました^^
インドカレーは、“だし”を使わないんだそうです。食材とスパイスそのものの味が、カレーの味。本当にたくさんの種類のスパイスや食材が上手に混ざり合って、言葉の通りに深い味。そして辛いのに胃を壊すことなく、むしろ胃に優しくて、身体に染みわたる感じがする優しい味です。人生で一番美味しかったかも!!(でも新宿中村屋のカレーも好きです。)
一緒に頂いたお茶は、ほんのりシナモンの香りがしました。使われたスパイスは、カルダモン+クローブ+シナモン。この組み合わせは、スパイス料理の王道なんだそうです。
先生が冒頭で仰った言葉が、とっても印象的。
『インドでは、カレーは宇宙と同じと考えられている』どこかで聞いた気が...『ロカ・プルシャ・サーンミャ=我と宇宙は同一』、サンキャ哲学で学んだことと考え方は同じかな?
そう思うと、カレーの世界もなんて奥深い。改めて『万物は5元素で出来ている』と感じた、楽しくて刺激的な一日でした♡
渡辺先生の講義は、炒め方のテクニックや手際の良さなどの知恵も織り込まれ、見ていただけですが料理上手になった気がしました。そしてインドのカレーレシピが日本の食文化に上手に溶け込んでいて、本当に勉強になりました。次回 “ピッタ鎮静編”の講座も楽しみです。いよいよ、ダーピッタさんの健康レシピを教わるとき^^
先生、みなさま、今日はありがとうございました♡