8/16(月)小田急線でのフェミサイドについて、男性フェミニストとして思うこと。
なによりもまず、被害に遭われた方々の早急な回復をお祈りするとともに、お見舞いを申し上げます。
まずは8/11(水)に行われたフラワーデモに連帯する形でフラワーデモ北海道にお送りしたものを転記します(下記写真)。
大まかに私の態度は写真の通りですが、この事件の周辺で見えてきたこと、考えていることについてつらつらと書いていきたいと思います。
何から書こうかしら。。。
⓪私たちに説明の義務はない。
①男性フェミニストは?
②Not All Menなフェミニストもいない?
③じゃあなにができる?
⓪私たちに説明の義務はない。
まず何より強調しておきたいのは、今回の事件について、フェミサイドと認めなかったり、関係のない話をしてきたり、ヒムパシーを発揮している人たちに対して、私たちフェミニストが説明をする義務はないということです。イ・ミンギョン著『私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない』の中でもこちらが疲弊してしまうことをやらなくてもいいと、繰り返し述べられています。
①男性フェミニストは?
ただし、男性フェミニストの私としては、この態度だけではいけないと考えています。もちろん、男性であっても同様の対応をするのには疲弊します。ミソジニーにまみれたこの世界において、同様のことを行ってもその反動は女性に比べて軽いものになることは予測しやすいことですが、それでも人によっては多大なるストレスになることは間違いないです。私もクソリプが数件来ただけで何日間もそのことについて考え、緊張感をもって生活することを強いられます。なので、万人に「○○せよ」「○○しよう」と呼びかけられることではないですが、今回の事件の犯人のような人間を生み出さないためには、男性の男性による努力が不可欠になっていると考えています。今回の事件の加害者個人について分析をするということは、私は専門家でもありませんし、知らないことが多すぎるのでできません。しかし、加害者予備軍の中にはインセルなどの「非モテ」によってミソジニーを強めている場合も多くあると思います。その中で、ある人を犯行に及ばせないようにするには、その人の考え方を変えることや、その人のケアを誰かがしなければならないと考えています。じゃあ誰がするのかと言えば、そこに男性フェミニストの役割があるのではないかと思っています。
②Not All Menなフェミニストもいない?
今回の事件でも、例のごとく“Not All Men”「全ての男がそうじゃない」と訴える人が多々現れています。それ自体はいつも通りのことですが、気がかりなのは、フェミニストを自称している男性も似たようなことをしていないかということです。犯人を「異常」と捉え糾弾するだけでは、自分はそうでないと主張しているのと一緒になってしまっているではないかと感じてしまいます。もちろん私も自分が加害者になり得るかという問いに関して、「ならないと思う」と答えはします。でも、私自身どうなるかわからないですし、私の知人まで範囲を広げれば、全然あり得るのではないかと思ってしまいます。そうした場合、我々男性フェミニストに求められる態度は「異常」と切り捨てることではなく、「こうなるかもしれない」、「こうなる知人がいるかもしれない」と加害者性に向き合うことではないでしょうか…
③じゃあ何ができる?
じゃあ何ができるのか…。私自身具体的なことは見えてきていません。ただ、私に寄せられたリプに対しては応じたいと考えています。もちろん失礼なものについては丁寧に返すつもりはないですが。今回の事件をフェミサイドだと認識できない、他の話をしてくる、当てつけの行動を加速させる…その認知の歪みや憎悪はどこから来ているのか…私の健康な範囲で出来ることをやっていきたいと考えています。