コーヒーを飲んで健康長寿
今回はコーヒーと健康長寿についてお話をしていきます。
コーヒーは世界で最も多くの国で良く飲まれている嗜好品です。
僕も好きで毎日飲んでいるんですけども、香りがなんともたまらないですよね。ふわーっと奥深い香りといいますか、香りだけで心が安らぐといいますか。
そのコーヒーなんですが、1990年以前は「体に悪い」という趣旨の論文が多かったみたいですが、1990年以降はどちらかというと「体に良い」という視点の論文が増えています。
コーヒーに含まれているカフェインだったり、抗酸化物質やフィトケミカル(植物由来の化学物質)がアンチエイジング効果だったり、健康長寿効果にいいと期待されています。
そんな中、コーヒーを飲むと心臓病や脳卒中、呼吸器疾患、糖尿病、伝染病などの死亡リスクを下げてくれるといった研究がありますのでみなさんにシェアしていきます。
アメリカの国立がん研究所が、50歳~71歳の40万2260任の成人男女を95年~2008年まで追跡調査を行い、コーヒーの摂取量と死亡率との関係を分析しました。
すると摂取量が多いほど死亡リスクが低下することが明らかになったそうです。
コーヒーを全く飲まない人に比べて
1日1杯未満だと死亡リスクは1%低下
1杯だと6%低下
2~3杯だと13%低下
4~5杯だと16%低下
6杯以上も15%低下
男女差はそれほどなくて、カフェイン抜きのコーヒーでも同じ傾向が見られたということでカフェイン以外の抗酸化物質やフィトケミカルが重要な役割を果たしていることが分かりました。
さすがに6杯以上は多いだろうと思います。
カフェインには中枢神経を興奮させる作用があって、過剰摂取は高血圧や不眠、頭痛などの症状が出ることが別で報告されてはいます。
ですが、適量のコーヒー摂取の健康効果は生活習慣病の予防やがんなどの病気のリスクを下げてくれるそうです。
別の研究では、パーキンソン病やアルツハイマー病などの高齢期疾患に対する予防効果があることも分かっています。
運動前に飲むと脂肪燃焼効果もあったり、集中力がアップしたりなんかもよく言われていますよね。
コーヒーの健康効果すごいなと思うんですが、気をつけたいのが砂糖入りの甘いコーヒーは逆効果になるのでお勧めはしないです。
砂糖は血糖値を上げたり、体を老化させる原因になりますからね、飲む場合はブラックがおススメです。
カフェインの摂りすぎにも気をつけたいので、エナジ―ドリンクは飲まないようにして、1日2~3杯くらいがいいのかなと思います。
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