氣内臓施術体験その2の②
施術の間ずっと、意識は異次元へトリップしていました。
豪邸のテラスで、たくさんのプランターに植物に囲まれて、
とてもとても心地よい空気の中で触れられている感覚。
ずっと前、それも今じゃないずっと前に居たかもしれないどこかの景色。
いつかどこかで出会い、そしてまた出会えた人たち。
地球のずっと先の宇宙の向こうの向こうに居る感覚。
それは深い、とても深い、これまでに味わったことのない瞑想でした。
施術の終盤、Keikoさんがわたしの両手をわたし自身のお腹に当てた時、
「ありがとう」の言葉と共に再び涙が溢れ出しました。
わたしの意識がどうであれ、わたしの肉体はずっとずっと頑張ってくれていた。
それはわたしがずっと欲していた「わたしはここに居る」という感覚を
身をもって教え続けてくれていたのです。
そして施術が終わり、セッションの感覚からKeikoさんセレクションの精油を嗅ぎ、
そこに込められたメッセージを伝えてくださった時、
もう一つのわたしのキーワードが浮かんできました。
「わたしは、幸せになっていい」
わたしが母のお腹にいる時、母はそれはそれはストレスフルな毎日を過ごしていました。
さらにはわたしの出生日はお産ラッシュで、その日でさえもストレスに晒されていました。
そんな時きっと、わたしは「わたしが居なければ…」と思い込んでしまい、
恋をすること、結婚をすること、子供を産むこと、
いわゆる女の幸せというものを封印してしまったのかもしれない。
このストーリーが本当であっても間違っていても、それはどうでもいい。
今、なぜかチェンマイで、この思いに辿り着いたわたしが
これから、この思いをどう昇華させるのか。
必要なのは、ただそれだけ。
自分の存在にOKすること、幸せになることにOKすること。
わたしの着地点の設定完了です。
すっきりした感覚になって、我に返ってふと思う。
こりゃあ、どえらい世界に足を踏み入れてしまった……。
この先チネイザンを施術する上で、少なからずわたしのような状況に出会うでしょう。
でも感情や記憶の解放の先にある「花咲き誇る毎日」を生きられるよう
寄り添うことができるボディーワーカーでありたいと、思っています。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
愛を込めて。