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「方法」という悪魔に取り憑かれないで

2018.08.16 07:22

Facebook・船木 威徳さん投稿記事【 「方法」という悪魔に取り憑かれないで 】 より

私は、よく売れている曲、歌い継がれてきた曲の歌詞について細かく調べるのが好きで、

細川たかしからAKBまで、これまで何百曲もの歌詞を検索しては口ずさんだり書き写したりしてきました。

その際、YouTubeでメロディを聴くことが多いです。そのなかでも、おそらく飛び抜けて再生回数が伸び続けているのではないかと思うのがSEKAI NO OWARIというグループの「RPG」という曲。

そもそもは、小学生の娘の運動会を見に行った際、高学年がこの曲に合わせ、いっしょうけんめい、行進しながら演奏をしている様に涙がでるほど感動したのがきっかけなのです。

https://youtu.be/Mi9uNu35Gmk

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空は青く澄み渡り 海を目指して歩く

怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない

大切な何かが壊れたあの夜に

僕は星を探して一人で歩いていた

ペルセウス座流星群 君も見てただろうか

僕は元気でやってるよ 君は今「ドコ」にいるの?

「方法」という悪魔にとり憑かれないで

「目的」という大事なものを思い出して

(歌: SEKAI NO OWARI、作詞: Saori/Fukase

作曲: Fukase)より引用

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この最初のパートに出てくる<「方法」という悪魔にとり憑かれないで>

という歌詞が私はずっと気になっていました。

2013年、つまり8年前に発表された曲ですがここ最近の情勢を見ていると、この歌詞が

私は、世界の変化、社会の流れを言い当てて、その後ますます必要となる警告を発していたように感じられてなりません。

私たちがなにか行動を起こそうとするとき、そこには「目的」があります。そして、その「目的」を達成するために「方法」を考え、あるいは学び、それを実行します。

例えば、風邪を引いて熱が出てつらくてしょうがない。

そんなとき、そのつらさを軽くするという「目的」を達成する「方法」として、水分をたくさん摂る、ひたすら寝て休む、解熱剤を飲む、医療機関にかかり検査を受け、風邪だと確認する、などの行動を起こすわけです。

普段、私たちが無意識に行なっている行動でもまとめると、結局は「方法」→「目的」というシンプルな図式に落ち着くはずなのです。

もちろん、「目的」を果たすための「方法」自体が「目的」になることはあるでしょう。

ストレス発散や、楽しみ、健康維持という「目的」を達成するための「方法」のひとつに趣味があります。その趣味が「目的」となってしまい、より楽しく、効果的に趣味を果たすために、道具をさがし、それを手入れしたり、その仲間を探したりという「方法」を新たに見いだすこともあるでしょう。

料理や、仕事も、「方法」そのものが「目的」に変化することはあってもかまいません。

ただし、それが、よい結果をもたらすことがあきらかな場合についてです。

(例えば、継続して夢中になれる趣味を持つことで寿命が延びることも事実としてよく知られています)私が(医療者だからかも知れませんが)気になるのはいまの社会で当たり前のように、「方法」にすぎないものが「目的」になってしまっていないか、ということ。

痛みを軽くしたいので痛み止めを飲む。熱でつらくてしょうがないので解熱剤を飲む。

命に差し障りかねない病気の予防に、予防接種をする…。

その是非はともかくとして、一般に、薬を飲んだり、ワクチンを打ったりするのは、その先に、苦痛の軽減、病気(の恐怖)から解放を経て、「現在より『はるかによい』未来」が

手に入るという確度の高い予見が可能だからです。

つまり、必ず身体にとっては「毒」となる性質をもつあらゆる薬を身体に入れるという「方法」を取るのはもっと元気に、健康に、なるため、もしくは不安や恐怖を可能な限り軽くするため、という『目的』があるからに決まっているからのはずなのです。

あらゆるワクチンは「方法」に過ぎません。

「ほぼ確実に、今よりもはるかによい」未来が手に入るという「目的」が達成される保証がなければ、「方法」にさえなりえません。

しかしながら、マスコミで語られる話は、ワクチンを打つということそのものが「目的」に

すり替えられ、もっとたくさんの人に、もっと能率よく、打たせるにはどんな「方法」があるか?というテーマになってはいないでしょうか?

100歩譲って、安全で、病気の恐怖から解放されるためという「目的」を達成するための、「方法」がワクチンなら、本当にその恐怖がどれほどのものか、徹底した科学的な検証がなされるべきで、例えば、なぜ、日本で昨年は減少に転じた超過死亡が今年は増えているのか?

なぜ、ワクチンを他国に先んじて接種した国で感染者が増えているのか?

なぜ、重症者の詳しい内訳(経過、人種など)も説明せず死亡者がほとんどいなくなっている理由を明らかにしないのか?

など、一般に当たり前に提起されている疑問に政府や製薬メーカーは、誠心誠意答える義務を負っているはずです。

私も医療や製薬の業界については、一般の人たちよりも裏の事情には少しは詳しいですし、

そもそも、医療や製薬も営利を目的にしないと成り立たないことを否定する人はいないでしょう。

それでも、医療も製薬も、そして行政も、人々の「命」を直接左右しかねない役割を担っています。

かつて、数々の国を相手にした訴訟でも、「使うべきではなかった、使用を許可したのは間違いだった」薬剤が幾度となく明らかにされています。

残念ながら「儲け」を第一にしている企業のなかにもまた、行政に携わる仕事に就いている人たちのなかにも人としての良心を失わずに必死で、事実を伝えようとしている人がいることも知っています。

私は、ただやみくもに薬やワクチンに反対する立場はとっていません。

本当に、充分な根拠をもって、専門知識のない人たちの疑問にも真摯に

答えてくれる誠実さをもった企業の、「みんなの健康、病気の治療に役立つ」と自信をもって使える薬があるなら、喜んで使うでしょう。

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空は青く澄み渡り 海を目指して歩く

怖いものなんてない 僕らはもう一人じゃない

空は青く澄み渡り 海を目指して歩く

怖くても大丈夫 僕らはもう一人じゃない

大切な何かが壊れたあの夜に

僕は君を探して一人で歩いていた

あの日から僕らは一人で海を目指す

「約束のあの場所で必ずまた逢おう。」と

「世間」という悪魔に惑わされないで

自分だけが決めた「答」を思い出して

(引用元・同じ)

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繰り返しますが、ワクチン接種は「方法」にすぎず、それが「目的」となっているとすれば、あきらかに異常なこと。

もしかすると、<「世間」という悪魔に惑わされ>ている人たちがとんでもなく増えているのかも知れません。

下の引用はほぼ1年前の投稿。

https://www.facebook.com/oknaika/posts/3140570062689747

~王子北口内科クリニック院長・ふなきたけのり