The coach seminar! マダ人!真面目です!:第一回指導者講習会




Maitre Antsa and I have talked about this seminar for all coaches since a half year ago.
The federation judo Madagascar finally held a coach seminar yesterday and today.
私は普段、首都や遠征先の柔道クラブで基礎を中心に指導をしているわけですが、練習や大会等を見て思うことは、勝負に拘り過ぎて柔道を通じて大切にして欲しいことが疎かになっているということです。
この思いを共有してくれるマダガスカルの先生は少なくなく、その中でも熱い思いをお持ちのアンツァ先生と、半年前くらいから指導者対象の講習会をやりたいと言う話を練ってきました。
そして今回、2月11、12日の2日間、ようやく連盟主催で指導者&審判員の講習会を開くことができました。
聞くところによると、5年以上も同様の講習会を開いていないということでした。
参加は全国から13クラブで、両日共に30名近くの指導者が集まりました。
Antsa and I gave a lecture about some histories of budo and judo, safety matters and methods for teaching and so on to all coaches at beginning of this seminar.
Then we started practicing Katame-no Kata and Nage-no Kata for two days.
まずは座学!
武道と柔道の歴史から始まり、柔道創始者の嘉納治五郎先生の歩みや、指導者として気を付けるべき安全事項、初心者に対し特に気を付ける事項、指導方法の共有などなど盛りだくさんでした。
そして初日は固の形、2日目は投の形を細かく説明しながら1つ1つを練習しました。
I'm very happy because all participants took notes in this seminar.
嬉しいことに参加者全員が、最初から最後まで一生懸命忘れないようにメモをしていたことです。
失礼かもしれませんが、こんなに真面目な姿のマダガスカル人を見たことないと思うくらいでした。
逆に下手なことは言えないと、こちらが気の引き締まる思いでした。
This picture shows how important is to break the center of gravity in judo.
上の写真は、柔道では重心を壊すことがいかに重要で相手の重心の位置次第では、自分が最小の力で相手を倒すことが出来ることを示しています。
Also we had a lecture about the judgment.
We have to be clear about the 2017 new regulation of judo.
2日間共に審判員のための講習会も同時に開催しました。
マダガスカルは4月に行われるアフリカ選手権のホスト国でもあるので、2017年から新しくルール改正された点を確認しながらの講習となりました。
We gave some questions to all coaches at the end of this seminar.
講習会の最後には、2日間学んだことの確認も込めて全ての参加者に簡単な質問を答えてもらいました。
Thank you for all.
こうして第一回指導者講習会を無事終えることができました。
参加して頂いたコーチの皆さん、お疲れ様でした。
そしてありがとうございました。