「ニクトサウルスと猫」
2017.02.18 13:45
「翼竜と猫」シリーズの第16作目は、「ニクトサウルスと猫」(2016)鉛筆+水彩 242*333 mmです。
ニクトサウルスと言えば、誰しも見た瞬間に「なんじゃこりゃぁあ!」ってなる骨質のトサカですよね!
胴体の2倍以上ある骨トサカが屹立しております。とんでもねぇわ。
さらに、なんと!ニクトサウルスの前肢には親指、人差し指、中指が退化して、無くなっているのですっ!どひゃーっ!
あれ・・・?驚かんの?
いや、あれよ、普通の翼竜の翼には小さな指が三本生えてますやん?あれが無いのよ?
いや、あれってね、陸上ではあの指で四足歩行してますんや。それが無いのよ?
ちゅーことは四足歩行してませんやんっ!二足歩行ですやんっ!それって、もう鳥ですやんっ!
確かにニクトサウルスは翼竜の中でも1・2位を争う高アスペクト比。アスペクト比ってのは翼の縦横比の意味で、数字が大きいほど滑空に適した高能率翼になります。鳥人間大会の人力飛行機はすごく翼が細くて長いでしょ?あれが高アスペクト比です。
ちゅーことは、ニクトサウルスは海沿いの崖の上とかに住んでて、がんがん滑空しては魚食べて、陸上ではヨチヨチ二足歩行だったんじゃなかろうか。それって何てアホウドリ?
この絵はART-Meterでお買い上げいただきました。ありがとうございました。