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宇野醤油(株)グリーンエムアンドジャパン株式会社

つまわさび、

2021.08.19 23:30

料理のつま物の

販売を支援する徳島県上勝町のいろどり


新型コロナウイルス禍による業務需要減退

生産者やJAと、生産、出荷、販売の面で役割分担をしながら連携


販売を担う同社は、

特産の葉ワサビを粉末にして加工する6次産業化商品の開発、

通常より小さな「マイクロ葉ワサビ」の売り込みを強化


販売先があることは、栽培を続ける意欲につながる

つま物として葉っぱビジネス

秋から翌夏に販売し、3~5月が最盛期


昨年はコロナ禍の影響で、旅館や料亭などからの需要が激減

12戸が合計60アールほどを栽培するが、

値崩れを抑えるため、

出荷を1日1農家当たり1箱(レギュラーサイズ200枚)に制限


そこで6次化

需要減で出荷できない

葉ワサビを生産者から買い取り、

粉末に

製麺所で麺に練り込み、

昨年12月末から町内の月ケ谷温泉で

葉わさびラーメンを販売。

用意した約2000食は2カ月で完売

粉末を生かし、和菓子など新たな商品も計画


 マイクロ葉わさびの販売に

葉の直径が3、4センチで通常の3分の1と小さい

市場の求めに

静岡や島根などの他産地と差別化できる商品


和食だけでなく、

フレンチやイタリアンの料理にも添えやすく、用途が幅広い


コロナ禍で厳しい中、市場のニーズを産地に伝えて消費者が求めているものを提供できる


 栽培は小さな規格専用の園地を設けるなど、効率的な生産


全国の市場にさまざまな使い方を提案し、販路を広げたい


販売環境とニーズによる変革

グリーンエムアンドジャパン株式会社。