この塗料面白いです。
当ブログにお越しいただいた皆様、ありがとうございます。RCカーボディ担当の片野です。毎週水曜日は、RCカーの話題をお届けしています。
皆様、8月も半ばを過ぎてしまいましたが、いかがお過ごしでしょうか?
このマッドバンVEの写真、背景が海ってこともあって夏っぽくていいなぁと思ったので、つい使っていまいました。(笑
この写真とは逆に天気が悪い日が続いたこともあって、お部屋時間を満喫する日々が続きましたね。そんな中、ボディで何か遊べないかと思いながら、ネットサーフィンしていたところ、こんなものを発見しました。
勘の良い方はすぐわかりましたよね。
そうです、錆エイジング塗料セットです。
京商製ではありませんが、ちょっと面白そうなので紹介いたします。
この塗料のセットは、スポンジを使って手軽に錆塗装ができるすぐれものっぽいですね。
カスタム業界の錆び塗装といえば、ラットロッドという部類にはいるかと思います。
皆さん聞いたことありませんか?
ラットロッドとは、元々はアメリカのクラッシックカーをベースにカスタムするホットロッドの派生で、ホットロッドの外装をあえて錆びや塗装剥がれなどで、わざと使い古した雰囲気を出す車両のカスタムのことになります。今では、クラッシックカーではなくても、同様のカスタムはラットロッドとかラットスタイルと言うみたいですね。
自分の過去の仕事でショーカーを作る時は、基本的にピカピカのボディを作っていましたので、このわざと使い古した雰囲気にする行為がとても新鮮です。
なので早速購入し、実験を開始します。
まずは、ポリカのボディへの密着度を知りたいので、ボディの切れ端へそれぞれ下地処理をしました。
1.下地に#600番のペーパーヤスリで足付け
2.下地にミッチャクロン塗装
3.下地にタミヤのフラットクリア(PS-55)塗装
そしてここで問題が発生!
途中経過の写真撮るのを忘れてしまいました。
申し訳ないです。
ですので省略。
下地を#600番のペーパーで足付けしたものです。爪でひっかくとやはり取れてしまいました。
こちらは、ミッチャクロンを塗装したものです。これも同様にひっかくと取れてしまいますね。
これは、タミヤさんのフラットクリアを下地に塗装したものです。やはりポリカ用だけあって密着性が高かったです。
塗装の仕方は、タカラ塗料さんのホームページの通りに行いました。
とはいえ、この塗装は初めてやったんですが、とても面白かったですね。
いつもならばホコリや色むらを気にしていますが、これはそれとは違い、いかにそれっぽく錆びっぽく見せるってところが、絵を描いているみたいでした。そして1番は、適当にやってもそれっぽくなるってところです。ただ、やりすぎちゃうとただの茶色い車になってしまいそうで、加減が難しい感じはしました。もう少し研究と練習は必要ですね。
ということで、結果はタミヤさんのフラットクリアを使って、錆び塗装をしようと思います。何に錆び塗装をするかというと、一番最初の画像のボディ。
そうです、マッドバン VE です。
次回は、マッドバンVEのボディをカスタムしていこうと思います。
皆さんも一緒にいかがですか?
手短ですが以上となります。
片野でした。