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DVからの脱出

逃げたものはもう一度戦える 〜デモステネス

2017.02.19 08:18

タイトルのように考えられるようになったのは、逃げ出してから2週間ほど経ってからだった。

実際は1週間、ホームレスに近い生活をしながら悩んだ。


貴金属や家財道具、思い出の品など全部置いたままだが、取りに戻るところを想像すると、どうしても

自分の背中に包丁が突き刺さっている場面しか浮かばない。

どんなに大怪我しても、耐えて生活をしてきたのに、もう敷地内にさえ入る気がしなかった。

実際、警察に相談したが、

第三者無しに会わないほうがいい。

とアドバイスを受けた。



今お世話になっている弁護士さんは、DVに詳しい弁護士さんだが、

私に

「これだけ早く洗脳状態から抜けるのは珍しい」

と仰った。


私の場合、相談できる人、関係機関に恵まれたからだと思う。

まったく一人で誰にも相談せずにいたら、同居中に遭っていた理不尽を客観的に見直したり、

刷り込まれたことから抜け出すのは難しかったと思う。


でもまだ、

抜け出せたとは言えないと思う。


待ち伏せを怖れて、職場の最寄り駅に近づく時刻をズラしたり、

仕事や日常に、

フラッシュバックが度々起こるし、

パニック発作的な、長時間続く動悸や、

うなされたり

どう考えてもPTSDだろうと受診も勧められたが、所持金3千円で飛び出していることや、新しく住処を持つことに伴う費用、解約手数料など金銭的に余裕が無く、

受診は後回しにしている。


今も彼らは私が持っていた家財道具で暮らしている。

理不尽極まりない。

このままで済ませてたまるもんか。