悩みはつきぬもの
【work stroll】
花萌は12月が決算月
確定申告のこの時期
1年の成績表が出てきます。
毎年変化があり
小さな会社なので、いつ何に力を入れるのか?
会社としてどのように進んでいくのか?
毎年頭の切り替えや判断が必要です。
仕事の中で、
必要な学びの時間も作らなければなりません。
もちろん、休日も確保しなければ・・。
28歳でフラワーショップを始めたころは、
もっと単純でした。
売り上げと、経費。
売り上げが経費を超えていたら、一安心。
仕事が増えて、人が増えると、
それだけでは回らなくなります。
私は頭の中に自分自身が経験してきた20代の頃の仕事の仕方が残っていて、
上司や、社会に信用してもらい、
一人前と、早く認めてもらいたくて、
我武者羅でした。
出来ない事に対して、
厳しい言葉や、お叱りは当然で、
申し訳なくて、悔しくて。。
今の世の中、やさしく、丁寧になりました。
良いことだと思います。
ただ、
特に仕事を始めたばかりの方たちが心配になることがあります。
おそらく、
それはいらない心配で、私たちの時代に無かったものを駆使できる彼らは、
決められた仕事時間の中で、私たちには無い力を発揮してくれて、
良いものを生み出し、豊かな社会を作って行くのだろうと、
本当に本心から期待し望んでいるのですが、
それが目の前で感じられるまでは、
老婆心・・と分かりつつ、心配の繰り返しです。
そして、今の現実、現実に今目の前のお客様もいらっしゃいますしね。
若いころ、とことん頑張れる情熱とエネルギーがある間、
我武者羅にできることは特権で、チャンスなのに。。と
みんなどのように学び成長していくのか・・。
経験していない道たけに、私たち
模索の中にいます。
じっくり腰を据えて学んだり、体験したり、練習したりできる環境はあります。
会社に長時間いることを良しとしない、
働き方改革も必要なのだとも思います。
・・・・
技術を身に着けるには一定の時間と繰り返しの努力が必要で、
それが分かっているのに、
どんな仕事も同じように
早く帰るようにと促す社会
良いことなのかどうか。
年々その傾向が強くなっているような気がしてるのですが。。
私自身は、花の仕事をもっとオープンに広く認知してもらいたいと思ってきました。
なので良い会社にしたいとの思いがとても強くあります。
早く帰れる環境を作ることが、
私の仕事になっている近年の傾向。
そして、
早く一人前にできることを、ひとつでも増やしてもらって、
仕事を楽しく頑張れる仕組みと環境を作ることの難しさに
、、、
悩みはつきません。
おそらく
悩みながらも、10年後には
規定時間内の仕事と学びで充実したお客様サービスが可能な会社になっているのだと信じて。
今はその過渡期なのかもしれませんね。
今年もトライ&トライで
今日も花とともに
KAMOE&ARNE
にしむらゆき子