塩麹レシピ② ミネストローネ
塩麹レシピは簡単なものから順に…と思っていたのですが、
食材の都合上、いきなり中級編となりました。
でも、省けるところは省き方をちゃんと書いておきますので、
包丁とまな板とちょっと大きめの鍋さえあれば、チャレンジできると思いますよ!
食材も、塩麹以外はどこでも買えるものしか使ってません。
もっとオシャレにするなら、、
そのあたりも最後に書いておきますね。
ブイヨンの代わりに塩麹を使う、これだけでカロリーもかなり低くなるはずです!
【材料】
ダイストマト缶 1缶
トマト 2個 ※なくても可
セロリ 1本(茎の部分のみ使用)
じゃがいも 1個
にんじん 1/2
玉ねぎ 1個
にんにく 1片
ローリエ(月桂樹の葉) 1枚
ベーコン 50gくらい(写真のパック1/2)
塩麹 適量(今回は大さじ1.5使いました)
砂糖 適量(今回は小さじ1.5使いました)
胡椒 適量(できたらミルで挽きたてを)
※できたら、砂糖は上白糖ではなく、ミネラル豊富な未精製の茶色い砂糖を選んでみてください。まろやかな甘みとコクがあります。はちみつでも可。
スープは冷蔵庫整理のチャンスです。
だから、この通りでなくても大丈夫!
今日はあえてラップに包んだ残り野菜も入れて撮りました。
半端なものは使ってしまいましう。
ただ、ベーコンは味を左右する大事な「出し」の1つです。
お高い無添加の良いものを使えば、ちゃんとその分美味しくなります。
スーパーで買えるお勧めは、最近よくみかける
「つるしベーコン」とか「燻しベーコン」など。
一般的なメーカーから発売されています。
こんな厚切りタイプを使うだけでもちょっと違います。
今日は生のトマトを使ってますが、トマト缶だけでもできますし、
全部生のトマトでもいいんです。
両方使えば「いいとこ取り」になりますね。
生のトマトはフレッシュな風味が生きる。
トマト缶は、多くはイタリアントマトですから、甘みが違います。
【生のトマトを湯剥きする方法】※トマト缶だけならとばしてください
各家庭で色んなやり方をされてると思います。
1個なら、串に刺して直火で全面をあぶってもOK。
その後、冷水につけると剥きやすくなります。
今回は複数同時に簡単にできる方法。
湯につけるやり方です。
①トマトの皮に包丁で十字に浅く切り目を入れます。
②鍋に水を入れ沸騰させます。
③火を止めて、トマトを全部浸かるように入れます。
30秒~1分放置すると、皮が十字からめくれてきます。
④ざるに上げ、めくれた所から皮を剥きます。
湯剥きしたトマトは1.5~2㎝くらいのざく切りにしておきます。
わが家では、種も気にせずそのまま使います。
【ミネストローネの作り方】
*野菜はすべて1㎝程度のさいの目に刻み、じゃがいもは水にさらしておく。
(皮のあるものは皮をむいて)
*にんにくはみじんぎりにする。
*ベーコンは5ミリ幅くらいに切る。
①大きめの鍋にオリーブオイルを大さじ1~2入れ、にんにくのみじん切りをオイルの上に乗せる。
②火をつけ、弱火で熱し、にんにくから香りがしてきたら生のトマトを入れ、火を強めて炒める。
③充分炒めたら弱火から中火にして、水分を飛ばしつつトマトが煮崩れるのを待つ。
④ベーコンを入れ、さらに
香味野菜(セロリ、玉ねぎなど)→にんじんなど(じゃがいも以外の野菜)
の順に炒める。
⑤トマト缶を入れ、適量の水も入れる。(水はあとから足してもOK)
⑥沸騰したら火を弱め、表面のアクを取り(※下の写真参照)
5分程度したら塩麹をとりあえず大さじ1入れる。
⑦さらに、5分程度煮込んだら、砂糖をとりあえず小さじ1入れる。
⑧ジャガイモを入れ、15分以上煮込む。
(煮崩れたジャガイモがお好きなら、にんじんと一緒に④でいれて)
⑨胡椒を削り、最後に塩麹と砂糖で味を調節する。
(今回はここで、塩麹大さじ1/2、砂糖小さじ1/2入れました)
時間があれば、ふたをして余熱でなじませる。
にんにくは火をつける前に入れてしまいます。
弱火でじわじわ香りを出してからベーコンと香味野菜を。
じゃがいも以外をすべて炒め終わったところで、トマト缶をと水。
アク取りは大事です。表面をなぞるようにおたまに入れていく。
塩麹はとりあえず大さじ1。
あとは野菜のうま味が充分出てから最後に調節。
トマト料理は砂糖をいれることで酸味が緩和され、まろやかになります。
塩味も引き立ちますから、
最後は砂糖主導で味をつけるのがsae*kiri流トマト料理のコツです。
*もっとオシャレにするなら*
ジャガイモをカボチャに変えたり、ミックスビーンズの缶詰を追加したり、
ズッキーニや小松菜なども入れて色彩豊かにしてみましょう。
イタリアンレストラン風になりますよ♪