【2021年版】集客ホームページにある6つの初歩的ミス
【2021年版】集客ホームページにある6つの初歩的ミス
こんにちは。
株式会社アクセスアップの富井です。
今日は、折角ホームページを作ったけど思った通りの結果が出ない!とお嘆きの方に向けて、「【2021年版】集客ホームページにある6つの初歩的ミス」についてお話したいと思います。
スマホやパソコンなど端末の進化にブラウザのバージョンアップ。プログラム技術の進化や動画の普及。乗っ取りや改ざんなどインターネット犯罪の増加など、ホームページを取り巻く環境は年々進化しています。
そんな中、時代の進化に順応した集客用ホームページにするための方法についてお話しします。もし、一つでも当てはまるところがあれば、この機会に改善をおススメします。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務める。
1.スマホ対応(レスポンシブデザイン)になっていない!
ホームページは以前、パソコンで見ることを前提に作られていました。
しかし、スマホが登場した現在では、パソコン・スマホの両方のモニターサイズに合わせてホームページが最適化表示されていることが必要になったのです。
最適化されてない場合、スマホでホームページを見ると「文字が小さくて拡大させないといけない」とか、「文字間が狭くリンクをクリックしにくい」などといった事態が頻発します。
これらの問題を解消し、スマホ用に最適化されたレイアウトで表示するのがスマホ対応のホームページです。
ホームページをスマホ対応にする場合、パソコン用のホームページとは別にスマホ用のホームページを制作する方法と、1つのページを両方のモニターサイズに合わせて最適化できるシステムで制作する方法があります。
前者は、URLが異なるためそれぞれにSEO対策が必要となります。一方後者は、レスポンシブデザインといい、画面サイズに応じて表示を最適化させる手法です。
このレスポンシブデザインは、画面サイズに応じてホームページのレイアウトが変わるといったホームページを作るシステムが持つ機能で、パソコン用とスマホ用の2つのホームページを制作する必要がありません。ですからURLも一つでSEO対策も共有することができます。また、このレスポンシブデザインではタブレット用の表示にも対応しています。
>>貴方のサイトがレスポンシブデザインかを調べる
「googleモバイル フレンドリーテスト」
2.SSLを実装していない!
SSLとは、パソコンやスマホなどの端末とホームページが運用されているサーバ間とのデータ通信を暗号化し、送受信させる仕組みのこと。
ホームページにあるメールフォーム登録時に「氏名・住所・メールアドレスなどの個人情報」や、決済時の「クレジットカード情報」、ログイン時の「ID・パスワード」といった大切な情報を暗号化し、送受信させます。
これは、悪意ある第三者による盗聴を防いだり、重要な情報が盗まれたり、改ざんされることをを防ぐ役割を持っています。
ホームページにSSLが実装されている場合は、そのホームページのURLの先頭が『https://』となり、ブラウザに『鍵マーク』が表示されます。
一方、SSLが実装されていないホームページでは、送信されたデータが平文のままで盗聴や改ざんを防げません。この場合、ホームページのURLの先頭に警告マークが表示され、URLの先頭は『http://』のままとなっています。
SSLを実装するには、通信の暗号化に必要な鍵(ライセンス)とホームページの運営者の情報が含まれた「SSLサーバ証明書」の取得が必要で、取得後にサーバーにインストールする作業とホームページの修正作業があり、申し込みから実装完了までは約3週間ほどかかります。
導入をご検討の場合は、早めにホームページ制作会社かレンタルサーバー会社にご相談ください。
3.アクセス解析ツールに連携していない
ホームページで結果を出すには、過去と現状の違いを分析し、改修案を立てたりそれに対応した修正を実行する必要があります。
そこで是非とも導入したいのが、アクセス解析ツールです。
アクセス解析ツールとは、ホームページの運営者が訪問者の環境・特性などを調査できる機能のこと。このアクセス解析ツールの結果によって、訪問者の環境と傾向が把握でき、それに適したホームページに修正することができます。
代表的なものは、「Googleアナリティクス」です。Googleアカウント作成すれば誰でも簡単に利用ができます。
4.ライバル会社のホームページを調査をしていない
「ライバル会社の調査」。
これは意外に皆さん行ってないと思います。
今現在、自分が検索結果上位を目指すキーワードで、その位置にいるライバル。いくらデザインが良くても、また強みを表現したとしても、このライバルに勝るホームページを作らなければ、アクセスは期待できません。
ページ数や被リンク数。またドメイン取得年数など、競争相手のホームページもしっかり調査して、対応する必要があります。
5.ページタイトルにキーワードが入っているか
ページタイトルにキーワードが入っているかどうかは、検索結果で上位にランク入りするために大切な要素です。
ページタイトルは、会社やお店の「看板」のようなものであり、閲覧者と検索エンジンに対して、ページ内容を端的に伝えるものです。
トップページには、ホームページ全体を表すページタイトルをつけ、重要キーワードは、なるべく頭のほうに含めます。また、個別ページには、そのページの内容を表す固有のページタイトルをつけます。
ページタイトルを見ると意外と多くの企業がしっかり考え抜いていないというのが分かります。
アクセス解析の結果を見ながら、このタイトルを見直すと、検索順位が変わる可能性がありますので、是非やってみてください。
6.ホームページを更新してない
ホームページの運営で大事なことは、新しい情報を発信し続けること、すなわち、継続的にホームページを更新していくことです。
古い情報のまま、更新をしていないホームページを見かけることがありますが、こんなホームページを見た時に皆さんはどう感じるでしょうか?
更新をしてないと「閲覧者にどう見られているか?」「放置状態だとどんなデメリットがあるか?」など、自社のホームページのマイナス面を考えず、面倒な更新業務を遠ざけてしまうのはとても危険。
ホームページは常に最新の情報に保つことは、ビジネスを展開するうえでとても重要なことです。
インターネットを活用する多くのユーザーは、何年も更新さあれず放置状態にされたホームページを持つ会社を信用することはありません。きちんと情報を更新して、ホームページを見るお客様に不安を感じさせず、安心感を感じてもらいましょう!
まとめ
如何でしたか?
今日は、「【2021年版】集客ホームページにある6つの初歩的ミス」と題し、時代の進化に順応した集客用ホームページにするための方法についてお話ししました。
今のホームページは、一旦、納品された後の運用が成果の鍵を握っています。
そこでどの会社も目標を設定し、修正・改善を繰り返すわけですが、「完璧な策」はそうそう見つからず、日々更に良くなることを願って「Plan→Do→Check→Action」の繰り返しを続けています。
成功する時もあれば、効果のない時もある。正直言って不完全燃焼の繰り返しですが、これが今のところの成功への道なんです。
取り合えず、ユーザーに選ばれるテーブルに上がるためにも、必要なツールを整えてみてはいかがでしょうか。