さくっと!資格データ〜薬・医療技術分野について②〜
出典元:ライオン企画刊『医療・福祉系 資格試験結果 速報号』(2021年)より
放射線検査・治療を行います。近年は、乳がん検診やマンモグラフィ検査(乳房X線検査)など、女性に対する検査ニーズが増えているため、女性技師への需要が高まっています。なお、2021年新卒者の合格率は83・0%でした。
人工透析装置など、高度な医用工学機器の操作・管理を行います。養成施設には、4年制大学、3年制短期大学・専門学校があり、医療系だけでなく、電子工学系の学校に設置されている場合もあります。合格率は70〜80%台で年により異なります。
臨床検査技師は、病院、保健所、衛生検査所などで血液検査・尿検査・病理検査などを行います。国家 試験の合格率は、前年より上昇しました。なお、2021年新卒者の合格率は91・6%でした。
柔道を起源とする治療法を用いて打撲・捻挫・骨折・脱臼などの治療を行います。ほねつぎ、接骨師、整骨師とも呼ばれます。受験者数は減少傾向で、合格率は65%前後の年が多くなっています。
「はり師」「きゅう師」の両資格を持つ人のこと鍼灸師といいます。東洋医学に基づき、人が本来持っている自然治癒力を活性化させることを目的とした施術を行います。
資格を取得するためには、高校卒業後3年以上の養成施設で学び、両方を同時に取得するのが一般的です。国家試験は150問中90問以上正解すれば合格となります。「はり師」と「きゅう師」はセットで受験する人が多く、受験者数は「はり師」578人、「きゅう師」511人と、ともに減少しました。
ちなみに、はり師・きゅう師と同系統の国家資格「あん摩マッサージ指圧師」の2021年の受験者数は1295人、合格率は84・1%でした。
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