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世界は何にためにあるの?

2017.02.19 23:41

インドのヴェーダから人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝い ラーデーラーデーです。


今日からは、世界の仕組みについて書かれた「バガヴァッドギーター」の節をご紹介していきます。



誰もが、一度は、

「私は何者なのか」

「世界は何のためにあるのか」

という疑問をお持ちになったことがあるのでは、ないでしょうか。



私はずっと持ち、

その答えを今少しずつ、

師匠らの慈悲により、

見出そうとしているところです。


答えは1つではなく、

お一人お一人の中にあるのだと思いますが、


インドに伝わる「バガヴァッド・ギーター」には、

そのことも明言されています。



「アルジュナ言う。

 ケーシャヴァ(クリシュナ)よ。私は、物質自然(プラクリティ)と享楽者(プルシャ)について、活動の場(クシェートラ)とその認識者(クシェートラ・ギャー)について、 知識(ギャーナ)と知識の対象(ギェーヤ)について理解したいのです。」


「至上者語る。

 クンティーの息子よ。 この肉体が活動の場であり、この肉体を知覚認識している者が、活動の場の認識者である。」

(13章1-2節)



私たちは、世界に楽しまれていて、運命はその手の中にある。


この肉体は、その楽しむものが楽しむために与えられたもので、私たち自身ではない。


日々が、時間と運命で流れ、私たちは魂として、その船に乗るようなもの。



そう思うと、すべてを手放し、委ね、気持ちが穏やかになる気がします。


世界は、私のためにあるのではない。

そのことを教えていただける、優しい節だと思います。



ラーデーラーデー