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NOTE

ヴァイオリンレッスン

2015.02.14 15:00

2月13日 ヴァイオリンレッスン


この2週間、自宅では、「コンチェルト」2割、3rdポジションの音階と練習曲3割、「ガボット」4割、カイザー2番1割といった塩梅で練習してきました。

偏っているな。

へ長調の曲を何回か弾くと左手親指が痛くなってくるので(ネックの握りかたが悪いのか、指の動かしかたが悪いのかは謎)、その前に他の曲を弾こうとカイザー2番をあとまわしにし、3rdポジションの練習に熱中し、新しい曲の譜読みに時間をかけ……、ろくに復習しないまま、レッスン日となったのでした。

もっとコンチェルトとカイザー2番を弾いておけばよかったと、出発前ぎりぎりまで復習。

毎回、同じことで後悔しているような。


♪へ長調音階

(教室に来たばかりで)まだ指が冷えているでしょうから、と、カイザー2番で使用するヘ長調の音階からスタート。

4分音符(全弓)→8分音符(4音スラー)→8分音符(8音スラー)とすすんでいきましたが、8音スラーのあたりで混乱。移弦すると、弓を返したくなるー。

難なく弾く先生と夫の横で、私ひとりがあたふた。

「楽譜に書き起こしたら、きっと弾けますよ」とフォローしてくださる先生。

家に帰ってからもう一度、落ち着いて復習します。


♪カイザー2番(kayser)……合格

この曲は、2小節に渡るクレッシェンドがあるのだけれど、1小節目の8分音符(8音スラー)をpで弾くと2小節目の8分音符(8音スラー)をmpまであげるのに弓が足りなくなってしまいます。

先生に相談したところ、1小節目を弾き終える際、弓先がくるように調整しましょうと教えていただきました。

さらに、2小節目3拍目にあるソにテヌートをかけること、同じ小節内の後半部分は音圧をかけること(ただし、小指を使ってたぐり寄せるように弾き、響きを潰さない)、この部分で一番大きく弾くのは2小節目の最後の音ではなく、次の小節の1音目であることを教わりつつ、反復練習しました。

あとは、ドーレッミドーシー、のドーレッミが3連符になってしまっているそう。左手でしっかりリズムを刻み、もっとミをドに寄せて弾くよう指導されました。

最後5小節、音量をmpに定め、morendo rit.で消えるようにゆっくりと弾き終えて。2番は合格となりました。

ヴィブラートを入れて弾くと勉強になる曲だそうなので、その時が来たら、もう一度弾きましょうか、と先生。

実は、昨年、「G線上のアリア」を仕上げていた時、先生が「そろそろヴィブラートもしたいな」と呟いたのでした。

その時は「今回はまあ、いいかな」で終わったのですが、今回、カイザー2番をはじめた時にも「『G線上のアリア』を弾いた時に、ヴィブラートってやったんでしたっけ?」と問われたのでした。

2番をヴィブラートつきで弾いてみたいといったら、教われたのかも……?

今はポジション移動でいっぱいいっぱいだけれど、発表会の曲の練習がはじまったら聞いてみようかな、と思います。


カイザーについては、3番の譜読みが宿題に出されました。


♪コンチェルト ニ長調 No.5(F.Seitz op.22)

・第3楽章

ブレスで合図を入れつつ夫と通しました。

途中、tutti.部を先生が弾いてくださったのですが、この部分を含めた演奏に不慣れで、入りが遅れてしまいました。

だいぶ弾けるようになってきたと思っていたけれど、細かな部分に気が配りきれていなかったからか、たくさんの注意を受けました。

軽く、優美な音色にするために、弓は軽く、しかし、左手はしっかりと。

8分音符ではじまる音にはテヌートをかける。弓は使いすぎないように。

16分音符のスタッカートが連なる部分(クレッシェンド)は、弓幅をだんだん広く、しかし、テンポが変わらないように弓のスピードをあげて。

重音部分は、私たちの場合、別れて弾いているので、メロディーが動いている側の音を際立たせるべく、音量を調整。

ブレスの合図はだいぶよくなったけれど、ブレスより視線をあげて合図した方がいい箇所もあるので、そうしたところは楽譜から目を離しても大丈夫なように、ある程度暗譜する。

最後のff部分は、弓のアップをもっと強く、ダウンを弱く。

fを弾く時は、弓をもっと駒寄りに置く。

もっといろいろとあったけれど、音色と音量についての指導がほとんどを占めていました。

(全体の速度も、すこしずつあげてゆきましょうとのこと)


濃やかな指導を受けているうちに、1時間30分が経過し、レッスン終了。

3rdポジションやゴセックの「ガボット」まで、辿り着けませんでした。

もっと復習に時間をかけていればと、ほんの少し、へこむ。

猶予ができたと思って、引き続き、3rdポジションの練習をがんばろう。

コンチェルトも、時間をかけて、数小節ずつていねいに弾くように心がけたいと思います。