Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

音楽日和

MV『青年の主張』想いを叫ぶ須賀健太とShout it Outが進むステージ

2017.02.21 04:38

こんにちは。どうもどうも。

大学院の修論提出を終え、あとは審査会で発表するだけ、かなり気持ち的に楽な状況です。



ていうかめちゃくちゃ今更ですけど、「めっちの音楽日和」て恥ずいな。



.....まあそれはいいや。


時間があったらこのブログももっとかっこいいデザインのページにしたいなって思ってます。


そう、友達がね、自分のHPを作ってそこでブログ書いてるんですけど、それが面白くてページもスタイリッシュでね、僕も真似したいなって企んでるんですよ。


ただ彼みたいに文才もパソコン技術もないんで、どうしたものかなと.....




まあまあそれは置いといて、今回の紹介記事ですけど、

今日書くのはずっとずっと紹介したかったバンドです。



先日彼らの新しいMVがYouTubeにアップされたんですが、

その映像が本当にグッとくるもので、さらに加えてバンドとしてのステージが1つ変わった雰囲気を感じたので、

彼らを知ってもらうタイミングとしてちょうど良いかと思い、満を持してブログに書いています。



いやあ、正直どう書いたら彼らの良さを十分に伝えることができるのか不安で不安で.....


それくらい素敵なバンドです。


とにかく聴いてもらいたい、彼らを知ってもらいたいという気持ちでいっぱいです。




彼らの名前は「Shout it Out」


ドラムの細川(左)とボーカル/ギターの山内(右)のメンバーで構成。元々は4人組で、大阪堺の高校で結成されたんですが、メンバー脱退や交代を経て、現在の形になっています。



僕が彼らを知ったのは2015年に開催された「未確認フェスティバル2015」(閃光ライオットの後継フェス)という10代限定のコンテストでグランプリを獲得したときでした。


そのコンテストへのエントリー曲がこの曲。

Shout it Out / 17歳



疾走感のあるイントロ、伸びの良い声、そして歌詞


大切なのは周りの目なんかじゃ無いだろう
卑怯に世の中を渡って自分を偽るくらいなら
丸腰でも不格好でもいいんだよ


10代の想い、葛藤、目に見える情景がそこに込められていて、当時最高の演奏をした彼らがグランプリを取るのは当然といえば当然でした。

これからのShout it Outの活躍が本当に楽しみだと思った2015年です。



その後、現ドラムの細川が加入し、2016年にはポニーキャニオン(aiko所属)から「青春のすべて」という曲でメジャーデビュー。

ちなみにこの曲のプロデューサーは、前にブログで紹介したSUPER BEAVERのギタリスト・柳沢亮太です。

Shout it Out / 青春のすべて



メジャーデビューを遂げ、順風満帆かと思われた彼らですが、その2ヶ月後メンバーが2名脱退。

おそらく悩みもがき続けたと思います。




そして、あれから約半年が経った今、彼らはひとつのMVを作り上げました。

このMVに今のShout it Outの想いが込められていると僕は感じています。


Shout it Out / 青年の主張



まるで1本の映画を観たような気分にしてくれるこのMVには、俳優の須賀健太君がキャストとして参加しています。

須賀君とShout it Outは以前から交流があったらしいですね。

ていうか、彼はすごいバンド好きで、Twitterを見てても幅広く交流があるみたいです。



さて、このMVですが、

舞台は屋上、曲の歌詞と須賀自身の想いがリンクしている作品で、それを声に出してつぶやき、時には想いを爆発させて叫び出す彼の演技は、とても惹きつけられるもので見応えのある映像になっています。



ただ、この「青年の主張」のMVで注目してほしいのは、須賀君の演技はもちろんですが、やはりメインはShout it Outの2人が繰り出す演奏と歌詞に込められた想いです。



そうだ僕らの手の中には
未来なんてなかったんだ


この一節から始まる「青年の主張」には、順風満帆に進んでいた彼らに訪れた突然の苦悩が込められています。


背が伸びてくにつれて
押しつけられた責任の二文字 
気持ちだけが追い付かなくて 
周りは大人になってる気がして 
僕は一人だった


メジャーデビューを果たし、レーベルから期待され、生まれる責任感。

環境だけが早く動いていて、そんな中メンバーは別の道を選んで、どうしたら良いのか、もう立ち止まりたい、どう進めばいいのかという気持ちが表れています。


様々な経験を経て、悩み、もがき、苦しんできた彼ら、このまま不安な気持ちを歌うだけで終わるのかと思いきや

この曲の最後のサビで彼らは自身の答えを提示しています。


本当は知ってた
あの大人たちも恐いんだって 
それでも何もない顔で戦ってるんだって 
昨日に残してた足を前に
踏み出してみるんだ 
僕らは僕らだけの未来を探していく


未来がどうなるなんて分からない。

みんなそんな恐怖を抱きながらも、毎日今を生きているんだ。

僕等Shout it Outも、一歩一歩前に足を踏み出していく。

自分たちにしか作れない未来を作り出していく。


そんな想いを。




青年の主張では、若者誰もが抱える悩みを歌いながらも、

Shout it Out自身の答えを示しています。



彼らの楽曲の素晴らしいところは、若者の抱える想いの熱量をそのまま曲に乗せているところ。


10代、20代の若者は誰しもが未来への不安を抱え、今を生きています。


真っ直ぐに、ただ真っ直ぐに、僕たち若者の想いを代弁しているShout it Outの楽曲は、そんな不安を少しでも減らし、明日への一歩の支えになるんじゃないでしょうか。




彼らの主張が、1人でも多くの方に届きますように。

大阪出身、『Shout it Out』、これからの活躍に注目です!