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服薬指導.com

スピール膏M

2021.08.20 03:46


成分名:サリチル酸絆創膏 

先発品:スピール膏M 

後発品:なし 


<作用機序分類> 

皮膚軟化剤 


 <予想される疾患> 

・疣贅(ゆうぜい)=ウイルス性イボ 

・鶏眼(けいがん)=魚の目 

・胼胝腫(べんちしゅ)=たこ の角質剝離 


<服薬指導> 

[事前確認] 

初使用か、医師に貼り方の指導を受けたか。 


[効能説明] 

「角質を柔らかくして、正常な皮膚から角質細胞(魚の目・たこ)をはがします。」 


 [使用方法説明] 

「患部と同じ大きさにハサミで切って貼付し、絆創膏や粘着包帯などで移動しないように固定する。2~5日目ごとに取りかえて下さい。」 

「患部をお湯に浸して軟らかくしたり、入浴後にご使用になると一層効果があがります。この場合は患部をよく拭いて乾燥させてからはってください。」 

「交換の際には、白くなった角質部を消毒したピンセットなどで痛みを感じない程度に取り除きます。患部が完全にとりきれない場合は新たに本品を貼り、続けます。 」

「うおの目、たこを取った後、患部が陥没したり角質が白くなりますが、新しい皮膚が再生されますので、清潔を保ってください。」


[使用時注意点] 

「患部より大きく貼らないでください。薬剤部分が健康な皮膚に付着するとその部分が痛んだり白く軟化しますので注意してください。」 

「魚の目の場合はしん(角質柱)を完全に取り除かないと、再発しますので、しんが取れるまではじめから繰り返してください。」 


参考:スピール膏M使用説明書