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麻雀ぐぅ~ぐ

8月20日(金)晴れ

2021.08.20 05:16

こんにちは。麻雀ぐーぐです。


もう暑い暑い言い飽きたんですけど、やっぱ暑いですね。店内は冷えています。麻雀打ちますか。


さて、大谷の40号&8勝目、中田翔まさかの巨人移籍、リーチの人放牧から戻って札幌記念へ向けて順調に調教開始など、話題はたくさんあるんですが、今日はお湯から氷作る人の話でもしましょう。


先日、チャンピオンに続きお湯の子からも休職宣言が飛び出しました。今回はやめるやめる詐欺じゃなくて本当っぽいです。


寂しいですが、学業に本腰を入れたいとのことだったので仕方ないですね。。


今でも覚えているんですが、あれはお湯の子がぐーぐに面接に来た日のこと。


電話応対をした私は絶対に来ると思っていたのですが、オーナーを始め他の従業員の誰もがどうせ来ないよと思っている中、面接の時間ピッタリに彼女は現れました。


実はその10分前くらいに、私たまたま隣の店に回覧板を届けに店の下に降りたんです。そのとき、店の階段の前に見慣れない若い子が立っていました。


私、きっと面接に来たお湯の子だろうなとピンときたんですが、敢えて声を掛けずにスルーして店に戻ったんです。


面接官を任されていた私は、試すというと言葉が悪い気がしますが、どうなるのか見てみたかったんですね。


かくして10分後、店のドアがノックされ、お湯の子がお店に入ってきました。


採用です。

その瞬間に私の心は決まりました。


その後、何度か面接官として採用面接に挑んでわかったことですが、遅刻して来たり、嘘ついたり、来なかったり、雀荘の従業員の面接って正直色々と大変です。


でもお湯の子は、わざわざ早めに店に着いて、時間ピッタリになるまで店の前で待機していたのです。若いのにこれって中々出来ることじゃありません。


なんでもそうですが、待ち合わせとかって、遅刻はもってのほかですが、早く来られても困ることが多いものです。


実際、私のようなクズ面接官は面接の5分前になると慌てて準備し始めることなどしょっちゅうですから、できればあんまり早くは来て欲しくないわけです。


彼女は、10分早く着いちゃったけどまあいいかと店に入ってくるのではなく、じっと待っていたわけです。


採用でしょう。


履歴書の志望動機に麻雀への情熱がビッシリ書いてありました。文句なしです。


面接はこちらからの説明事項を中心に簡単なもので終わりました。私が本人に採用を伝えてもなお、どうせ出勤日になっても来ないよと懐疑的なオーナーや従業員達を尻目に、彼女は初日から堂々と現れ、その後の活躍は皆様の周知のとおりです。


その天然なんだか天才なんだかわからない独特な雰囲気でお店を盛り上げ、ぐーぐを明るく照らしてくれました。


彼女のいる木曜日はいつもよりお客様の来店数が多い気がするのは私の気のせいではないでしょう。


私は、麻雀の先生としてもお湯の子と接していたわけですが、肝心の麻雀はまだまだ勉強中でしょうか。練習では中々光るセンスを見せるものの、本番であるお客様との対局では緊張からかミスが目立ちます。


本人もそれを自覚しているのか、最近は立ち番メインであまり本走に入りたがらないといったことがあり、お客様の麻雀を後ろ見して勉強していることが多かった気がします。


でもね、まだまだ若いですからきっとこれからどんどん麻雀が強くなっていくんだろうなぁと楽しみにしています。


私は、試験が終わったら必ずまたぐーぐに戻って来てくれると信じています。それまでお客様の皆様もお湯の子を忘れずに待っていてあげてほしいと思います。



・・・えー、ここまで書いて見直してみたところ、柄にもなくなんかなんとなくいい記事っぽくなってしまいました。気持ちが悪いです。


いつも通り少し悪口も書いておきましょう。


彼女はその天然な言動から私を冷や冷やさせることも多かったです。


店内の掃除の仕方を教えていたときのこと。


あまり掃除が得意ではない上に、威圧感もない私。必殺技を繰り出しました。


「オーナーがきれい好きだから掃除はしっかりやってね」

「店内が汚いと怒られるからね」


自分が指導役になることなく、しっかり掃除をしようとさせる気にできるパーフェクトな二言です。


しかし、オーナーが来るなり、何かの拍子に本人に向かって、


「オーナーってきれい好きなんですよねー」

「しっかり掃除しないと怒られるって言われましたー」


と、あっけらかんと言い放ちました。


苦笑いの私。それは言っちゃアカンやつ・・・。

この恨み今でも忘れません。


私が効率良く仕事をしていると、リーチの人はサボっているとオーナーにチクることもしょっちゅう。


違います。洗い物はまとめてやったほうが効率が良いから溜めているだけです。


掃除中の店内で100円玉を拾ったとき、貰っちゃいなと私が言ったこともオーナーに言ってはいけません。黙ってポケットに入れてください。


いや、椅子の上に落ちてたりね、チップ入れに入ってたらね、前日誰が座ってたかなぁって調べて本人に渡すことはできますよ?でも床は無理でしょう。床は。


それから・・・



・・・っと、この辺にしておきましょうか。


まあね、色々思い出は尽きませんが、お湯の子と同番のときはなんだかんだ楽しく働くことができました。


待っているからまた戻ってきてね。今度はちゃんと掃除手伝うから。



では、ここまで書いたところで全入りの気配なので慌ててブログは終了。

本日も皆様のご来店をお待ちしております。