学ぶべき価値のあること
2017.02.21 23:18
ヴェーダから人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。
昨日は
「本当に学ぶべきこと」
について、
「バガヴァッドギーター」
でどのように示されているか、
をご紹介しました。
今日は、その続きで
「学ぶべき価値のあること」
について、この物語の語り手、
至上主クリシュナが
どのように語っているか、
ご紹介します。
「彼は、動くもの動かぬもの、
そのすべての
内にも外にも存在し、
はるか遠くにも
またごく近くにもいて、
その精妙さゆえに、
その精妙さゆえに、
この肉体感覚では理解できない。
彼は個々に別れて
存在するように見えるが、
彼は決して別れずに
彼は決して別れずに
常に一つである。
彼はすべてのものの
維持者であるが、
一切の絶滅者であり、
創造者でもある。」
(13章16-17節)
この彼、とはブラフマー(クリシュナの拡張体で宇宙の最初の生命体と言われます)のことです。
私たちは肉体があるので、
一人一人バラバラのように見えますが、
大きな意識の中では1つである。
時間も場所も越え、思い合うことができる。
(祈りや願いの効果を実感する方も
多いと思います。)
でも、一人一人にこの体があり、
心があり、
情感があるからこそ、
お互いに優しくしたり、
愛情を交換しあえる。
このことを知ることで、
「私たちは大きな魂に仕える
小さな魂である」
ことをさらに理解できるように
なると思います。
そうすれば自然と
自分と他人にも優しくできるような気がしてきます。
ラーデーラーデー