倉吉から見える山の名前まとめ
遠くに見える雪山って、やたらキレイじゃないですか?
最近特にそう感じるのはなぜ?
のんきーの心が濁っているから?
単なる加齢?
しかし、あらためて山々を見ると、
山の名前がさっぱりわかりません。
常識に疎い残念な人のんきーは、
どれが大山かでさえアヤシイ!
マズイ!恥ずかしい!
…ということで、倉吉から見える大山・蒜山方向の山の名前を調べてみました。
(間違いがあったらスミマセン)
こちらは、倉吉市宮川町方向から見た大山です。
望遠で撮ると、手前(大山の東側)の野島病院さん(倉吉市瀬崎町)が大山のすぐ麓にあるように見えますね。
偶然にも、野島病院さんのロゴマークとスイスの国旗が非常によく似ているため、まるでスイスの山あいの街の風景みたいに見えて(?)おもしろいです。
同じく、宮川町方向からの眺めです。
画面右手(北側)から、
勝田ケ山(かつたがせん)1148.9m
甲ケ山(かぶとがせん)1338m
矢筈ケ山(やはずがせん)1358m:中国地方で3番目に高い。
三鈷峰(さんこほう)1516m:尖った三角錐状の峰。仏具の「三鈷」に形が似ているらしい。
剣ケ峰(けんがみね)1729m:中国地方最高峰。鳥取県民の心の支え。大山最高点であるが、弥山(1710.6m)から剣ヶ峰に至る縦走路が崩落のため通行禁止とされていることから、一般に大山の頂上は昔から祭事が行われている弥山(みせん)1710.6mとされている。
烏ケ山(からすがせん)1448m:ピラミッド形の形状から「山陰のマッターホルン」と呼ばれる。中国地方で2番目に高い。
見る場所によっては、剣ヶ峰より高く見えることもありますね。
象山(ぞうやま)1085.3m:別名笹ヶ峰
擬宝珠山(ぎぼしやま)1110m:鳥取県江府町と岡山県の県境に位置する。
剣ヶ峰周辺をズームすると、こんな感じです。
大山は、西側から見るとやさしく柔らかな「女山」、北と南側からみるとダイナミックで尖った感じの「男山」と呼ばれているらしいのですが、倉吉のような東側から見た場合はなんと呼ばれているかは聞いたことがありません。
また、倉吉方向(西側)からだと、大山登山での頂上の弥山(みせん)1710.6mは見えないですね。
さらに、左手(南方向)を見てみると、こんな感じです。
打吹山(うつぶきやま)204m:倉吉市民の誇り。
のんきーは子供の頃よく打吹山周辺で遊んでいました。
標高204mしかないのかあ。のんきーはもう少し高いと思ってましたが…
東京スカイツリーの1/3もないのか(・ε・`*)
次は、倉吉市内を少し西側に移動して、
河原町からの眺めです。山々が一望できます。
画面中央から左側(南方向)に向かって、
皆ケ山(みながせん)1159.4m:鳥取県倉吉市関金町と岡山県旧川上村(現真庭市)との県境に位置する。
アゼチ1116m
上蒜山(かみひるぜん)1199.7m
中蒜山(なかひるぜん)1123.4m
下蒜山(しもひるぜん)1100.4m
小さくて見えにくいので、ズームして見ていきますよ。
同じく河原町より、一番右側(北方向)に見える山が、おそらく船上山かと思われます。
船上山(せんじょうさん)687m:「船上山の戦い」が繰り広げられた古戦場。鳥取県中部育ちの方は、学校行事で登ったことがあるかも。琴浦町民の誇り。
船上山、意外と高いですね。スカイツリーに勝ったぞ!
少し視線を左側(南方向)にやると、大山の峰々が目に飛び込んできます。
矢筈ヶ山は、実は中国地方3番目の高さなのです。小さそうなのにエライぞ。
最高峰の剣ヶ峰がガスで見えなくてすみません。
もっと左側(南方向)をみると、烏ヶ山が見えます。
烏ヶ山は、中国地方で2番目に高い峰です。
烏ヶ山と大山が背比べした時、負けて怒った大山に頭をたたかれて(蹴られて?)、頂上が欠けたという伝説があるそうです。
ひどいヤツだなあ、大山!
烏ヶ山の山頂が、ガスで隠れてて残念。
象山くらいまでが鳥取県みたいです。
さらに、左側(南方向)には、皆ヶ山、アゼチが見えます。
皆ヶ山は、鳥取県と岡山県の県境の山。
「皆」とは、水気の多い土地といった意味らしいです。
アゼチって、いきなりカタカナで、「山」も付いていないですが、由来はわかりませんでした。畦地?
もっと左側(南方向)を向くと、蒜山三座が見えます。
カッコいいです。
特に上蒜山は、 倉吉市からだと見る場所によっては、大山より立派で迫力があったりします。
倉吉市内をさらに西南方向に移動して、
倉吉市福山からの眺めです。
蒜山三座がもっとはっきり見えます。
こちらは、倉吉市内をもっと南西に移動して、倉吉市関金町の「道の駅犬挟(いぬばさり)」から見た下蒜山です。
独特の削り取られたような山容が間近に見えます。
最後にオマケで、
岡山県真庭市蒜山の休暇村蒜山高原からの眺めをご紹介します。
倉吉からは、小さくしか見えなかった擬宝珠山(だと思います)が大きく見えます。
(全然関係ないですが、落語の「擬宝珠」ってシュールで笑えますよね。)
倉吉から見える側の、ほぼ反対側を見ているのだと思います。
大山方向をズームしました。
烏ヶ山と並んで剣ヶ峰が見えます。
また、剣ヶ峰の左側(西側)に見えるのは、倉吉からは見えない大山登山の頂上の弥山(みせん)だと思います。
大山を南側から見ていることになります。
キレイだなあ。
同じ場所から、上蒜山と中蒜山もキレイに見えました。
国土地理院のウェブページの「地理院地図」が、大変参考になりました。等高線や山の名前だけなく、任意の範囲の3D表示も可。
また、倉吉市立博物館の方(ありがとうございましたm(._.)m)に教えていただいた「大山自然歴史館*」には、一度行ってみたいです。
(*HPの山の名前入り画像も参考になりました)
近くのものは高く見えるし、遠くのものは低くみえる。当たり前のことですが、見えてる山々の遠近もわからない予備知識ゼロののんきーには、難しかったです。
(web上で調べただけなので、間違いがたくさんあるかもしれません。悪しからず。)
見慣れた山の名前を調べたり、反対側から眺めたりするのが、楽しかったです。
登山する人のヨロコビの一部が少しだけわかるような気がしました。
倉吉の人にしか意味がない、そして倉吉の大半の人も興味ないであろう記事を最後まで読んでいただいたあなた、ありがとうございます。あなたに良いことがありますように!
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