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牛乳でかえって骨が弱くなる①

2016.03.11 22:01


牛乳は「完全栄養食品」と言われ、戦後の食料のない時代には

貴重なタンパク源でもあり、牛乳200mlでCa200mgが含まれており

子供の成長や骨粗鬆症にはCaが大切ということで、給食や家庭でも

積極的に薦められてきました。


時代は食糧難ではなくなり、戦前戦後は結核が大きな問題でしたが

今はアレルギー、ガン、精神疾患、寝たきりなど

様がわりしています。

食事の指導も戦後とちがってきても良いのではないかと

思いますよね


日本人は、もともと牛乳やヨーグルト、チーズといった乳製品は

民族的には合わないということがあります。

日本人が乳製品を取るようになったのは戦後からです。

それまでの日本人は乳製品をとる習慣がなかったのです。

人はその風土にあった遺伝子を持った人だけが

淘汰されて生き残っているのです。

ですから、日本人はもともともと乳製品をきちんと代謝できる遺伝子は

持っていないことは歴史からみても納得です。


実際牛乳や乳製品に含まれる乳糖(ラクトース)を分解する酵素ラクターゼは

をほんとんど作ることができない乳糖不耐症は日本人に多いです。

乳糖不耐症では、牛乳や乳製品を食べたときに、乳糖が吸収できずに

腸管にたまり、腸管の浸透圧が高くなることで水分を引き出しお腹が張り、

おなかがゴロゴロしたり下痢をします。

アメリカでの民族間の調査では、アジア系90%、黒人系70%、ヒスパニック系50%

欧州系10%だったそうです。

牛乳や乳製品はもともとヨーロッパの民族のものなので、欧州系の方には

問題が少ないのがよくわかります。


日本人には日本人にあった食事=ご先祖さまがとってきた食事に

今の時代にあった工夫が必要ではないかと思います。

これまの骨=牛乳といった固定観念を受け売りではなく、

きちんと個々が見直していってもいいのではないでしょうか?