今ここで立ち止まって
Maribrengaëlです。
この季節いつも思い出すのはドラマ「BEACH BOYS」で、広末涼子さん演じる真琴の「ねぇ、暑いね。まだ夏は終わらないよね!」というセリフ。そして、私はやっぱり夏がとても好きなのだと実感させられます。それぞれのよさを巡っていくから季節が移り変わっていくのは楽しみなことでもあるけれど、夏が去り行くのはやっぱり素直にさみしい。特に、斜めになりゆく日差しを感じ、ジーっと鳴き疲れた蝉の声を聞きながら極まった夏をじっくり感じたい今なのに、連日の豪雨。地球もぶっとんでいます。
ぶっとんでいると言えば、「水瓶座満月のトンネル」がこの8/22の満月終了します。それに関してはYouTubeやTwitterのほうでするのでここには詳しく書きませんが、日々予想外にアップデートされる価値観を感じてきた人は多いのではないでしょうか。昨日の自分はもう今の自分とは違う、そんな時を過ごしてきたと思います。まさにぶっとんでいるとき。お盆、雨の晴れ間にお墓まいりをしていたら、近くにいた人が「お盆にこんなにずっと天気が悪かったことなんて今までないのよ」と話していました。普通の雨ならもちろんあったと思いますが、確かにお盆に毎日どしゃぶりの豪雨となるのは、私の記憶でもありません。でも、そういう当たり前をよくもわるくも壊してくるのはいかにも水瓶座。それは、自然だけではなく、もちろん私たちにも影響しています。今まで○○だったからこれからもそう、というのは、この先必ずしもではないのかもしれません。だからこそ、色々なことに新しい視点、気持ち、で挑んでいかなくてはいけないのです。究極、この世界に普遍的なものなどないというメッセージなのかもしれません。
目には見えていないものでも、ものすごいスピード感で変化していくことは、私たちを不安にさせます。豪雨を避けて各家の玄関先で燃やされているたいまつの送り火をみながら、立ち止まったり、時には葛藤しながら、変化しながらも変わらずに続けていくことの大切さも身に染みるようでした。水瓶座は、刷新の力を持ちつつ執着もある星座。執着というと悪い意味でとられがちですが、そうではなくいい意味でのこだわりでもあると思います。きっとこの刷新はすべてを壊してしまうわけではないのです。違う形となって生き続けるもの、違う姿をして残すもの、残っていくもの、目には見えないマインドとして受け継がれていくもの…今、変化に不安を抱いていたら、トンネルの出口で深く考え、しばし立ち止まってください。そして、深呼吸して光の中へ足を進めましょう。
Les Chronovoyageurs...
※日本時間 8/22 21:03 水瓶座満月(二回目)となります。