【 BOOK】「朽ちていった命」NHK「東海村臨界事故」取材班、平成18年10月1日初版
2021.08.21 10:24
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東京電力柏崎・刈羽(かりわ)原子力発電
14
痩身(そうしん〜やせた体)
双眸(そうぼう〜両目)
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被曝量は8SV(シーベルト)
被爆した放射線の量を表す単位。
被爆者は事故直後に嘔吐(おうと)し、一時気を失うなどの症状があった。
47
事故当時、〇〇は高速実験炉「常陽」の燃料を加工する作業をしていた。「常陽」は茨城県大洗町の核燃料サイクル開発機構大洗工学センターにある。
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⭕️あとがき
沈殿層のレプリカ➡︎
2006年4月から東海村、原子力科学館に展示。
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その汚れまで忠実に再現したというレプリカはステンレスの鈍い光を放っていた。左側には作業用に取り付けられていた階段やパイプなども再現されており、事故当時の現場の様子がわかる。
手すりの向こう側にあるレプリカは、思ったよりも小さかった。あの日、沈殿層は青いチェレンコフ光を放って「裸の原子炉」となり、大内さんと篠原さんの命を奪った。
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JCOと親会社の住友金属鉱山
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2006年8月
NHK報道局科学文化部
岩本 裕(ひろし)
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⭕️解説 柳田邦男
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数年経って発生する白血病。十数年経って増えはじめるガン。
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1999年9月30日に起きた東海村臨界事故、ウラン燃料の加工作業をしていた二人の技術者か大量の中性子線をあびて、治療のかいなく死亡した。
一人は83日目に、もう一人は211日目に最期を迎えた。
2021/08/21