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株式投資家の暮らしと夢

3178  チムニー(株)

2017.03.01 15:00

親のやまやが50%株式を持っているのに、時価総額ではこちらの方が3倍高いという状態ですので、買うならやまやかなとも思いますが、株主にどれだけ還元するのかということを考えると、こういう時価総額になるのでしょうね。

前回は6/17に 2,925円で買い判断していますが、株価的にはそうは変わらないのですが、その株価より下で現状は推移していますので、若干外したかなとは思っています。

http://ameblo.jp/kurasitoyume/entry-12171646318.html 


改めて、企業を見てみましょう。


チムニー株式会社は、東京都台東区に本社を置く居酒屋チェーンです。

居酒屋「はなの舞」「さかなや道場」を直営・FC展開し、受託食堂を育成中です。

酒販店やまやの傘下にあります。


概要を見てみますと、総合スーパーのイオンが居酒屋のフランチャイズ展開を目的として1984年に設立しました。

業績不振が続き、1997年に食肉メーカーの米久に譲渡され、イオングループから離脱しました。

その後2009年11月に、現経営陣がカーライル・グループの支援によるマネジメント・バイアウト(MBO)を実施することを発表し、これに伴いカーライルが設立した投資会社「エフ・ディー」が株式公開買付け(TOB)を行い、筆頭株主の米久がこれに応じ所有する全株式を売却しました。

TOBの結果エフ・ディーが発行済株式の約87%を所有する筆頭株主となり、翌2010年4月にはエフ・ディーが少数株主から株式を買い取り完全子会社化、それに伴い東証からは上場廃止となりました。

2012年12月14日、企業価値の向上という目標が達成されたことから、東証2部に再上場をしました。

2013年11月7日、酒類専門店チェーンであるやまやが、チムニーをTOB実施により買収すると発表し、買収額は約143億円を見込んでいます。

同社の筆頭株主であるカーライル・グループ(グループ全体で所有割合47.97%)はTOBに応じ、2013年12月12日、やまやがチムニーの親会社となりました。

やまやはイオングループの一社であるため、広い意味では16年ぶりにイオングループに復帰したことになります。

始まりは蒸す・焼くができる「チムニーロースター」を開発し、それを使用したメニューとタラバガニをメインにした居酒屋でした。

創業時からフランチャイズ(FC)業態にこだわり、ほとんどの店舗がFC店であったが、経営基盤強化のため上場前には直営店を増やしました。

「はなの舞」「さかなや道場」「こだわりやま」「団欒炎」等のブランドで出店、年間70店舗以上を新規出店しています。

チェーン店でありながら、店舗ごとにオリジナルメニューやサービスがあるのが特徴で、店長に与えられる裁量権が大きいので、マニュアルに縛られることなく店舗の個性が発揮されています。

また、前述するようにかつて米久が親会社だったため、同社の子会社である御殿場高原ビールを販売しています。



2016年9月13日 火曜日 15:57 茅場町

チャート的には前回の投資判断は失敗だったかなとは思いましたが、時価総額は売上高と同じくらいで、営業利益率が5%ありますので、優待のインカムゲインもあることから、私の投資判断は引き続き買いです。

貸借倍率も悪くないので、あまり値動きは考えずに、素直に優待を楽しむのが、最良の投資方法に思います。