求人紹介の役割は、辞めさせないこと
2017.03.02 12:36
美容業界にご縁を頂き12年。
美容専門求人事業を始めて8年。
「なびきゅう」が行っていることは、
「美容師を辞めさせないこと」。
美容師が紹介業者(ハローワーク含む)を活用し、
美容室に就職・転職した後、
半年以内に辞めてしまう確率は、
全国平均15%。
自分で探して就職した場合は30%。
であるのに対し、
なびきゅうが関わった求職者は4%。
(本当は0%にしたいのですが)
時には親御さんにも会って、
しっかり求職者の方と向かい合います。
それだけここにこだわる理由は、
2件目の美容室を退職した美容師の
ほとんどが美容師をやめてしまうから。
本当は一生美容師をやりたいという人が多い仕事。
華僑の像が、腕さえあれば、どこでも食べていけると、
そろばんとはさみをもって表しているほどの仕事。
我々、2Dの絵もかけない人からしたら、
3Dの立体を作り上げることができる奇跡の技術と、
家や車まで売れるほどの信頼関係を築ける仕事。
女性を元気に笑顔にできる
「究極の接客業」
でも、専門学校を出た美容師のうち、
1年後に2割、3年後に5割、5年後に8割が、
他の仕事に転職か退職する。
(ただ、結婚や子育てなども含みます)
10年続けるのは1割。
この現状を変えなければ、
この業界がのびるはずがなく、
人が減る産業は衰退する。
チャンスは2回まで。
だから、求職者とはド真剣に向き合い、
美容室さんとは、魅力づくりや表現力アップを
一緒にしているのです。