どのように大切なことを学ぶのか
インドのヴェーダの視点から、人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。
ヴェーダを学んでみたい、という方が最近増えてきました。
私も以前、別のヨーガの先生からヨーガを習ううちに、その根源にありそうなヴェーダをもっと学びたいという気持ちに、自然となりました。
しかし、書店に行っても納得いく本がなく、どうすれば学べるのか、考えあぐねている時に、いまの師匠に出会いました。
私の周りには、敬虔で心の綺麗な方が多く、「どうすれば人の役にもっと立てるようになるのか」「自分の人生の目的は」と探究し、向上し続ける方も沢山います。
しかし、その一方でその結果、考えすぎて袋小路や迷子になる、という声も聞くことがあります。
そんな時に役に立つかもしれないのが、この「バガヴァッド・ギーター」の一節だと思います。
「ある者(バクティヨーガを実践する者)は
瞑想によってハートにいる至上者(バガヴァーン)を覚り、
ある者(ギャーニー)は
理論哲学(サーンキャ)を学んで
彼を知り、
ある者(アシュターンガ・ヨーギー)は
8 種類の神秘的ヨーガを実践し
パラマートマーを悟り、
またある者(ニシュカーマ・カルマ・ヨーギー)は
見返りを求めず主に仕事の結果を捧げることにより主を知る。
ある者は
このような超越的知識を
知らなかったが、
(自己を悟った)人から
聞いて至上者を崇拝し始める。
こうして権威者から聞く
という方法を実践した功徳により
生死の鎖から
解放されることは確かである。」
(13章25-26節)
これを読むと結局、
何かを学ぶときは権威者から聞く、
というのが
一番近道で間違いがない、
ということになります。
そうすることで、
人生を通じ、学ぶべき宿題(カルマ)
が終わり、
本当の自分ふるさとに帰っていける。
この言葉を信じることで
心の平安に近づいていくと思います。
ラーデーラーデー