車海老って?
2023.03.15 23:10
鮨屋で欠かすことができない車エビ。
生でもボイルもどちらも楽しむことができ、
そしてどちらも美味。
温暖な気候を好む夜行性な生き物で、
昼間は砂泥の中に身を潜め、
夜に餌となる貝や海藻などを求めて動く。
主な産地は伊勢湾や三河湾や有明湾が多い。
車エビは大きさで名前が変わる生き物で、
10cmまでの稚海老は「サイマキ」
15cm位のこぶりの個体を「マキ」
20㎝程の大きい個体を「クルマ」
それを超える特大のものは「オオグルマ」
と呼ばれます。
名前の由来は
体を丸めると体全体が
車輪のように見えることから
「車エビ」と呼ばれるようになった。
車エビは養殖業が盛んに行われ、
今や養殖以外は使わない鮨屋も多い。
なぜなら、天然物に比べると大きさや味に
大きなばらつきがなく一定価格で購入でき、
且つ、一年中仕入れることができるから。
ちなみに、
車海老を暖かく出すようになったのは
ここ35年くらいだと言われている。
上野で食中毒がありエビを食べる習慣が
無くなっていた頃に暖かくして出したところ
評判が良かったので定番になったとか。
ではまた(^^♪