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すっぽかされた商談と配達忘れの新聞と

2017.02.24 12:32

東京出張先のホテルの朝、テレビをつけると村上春樹さんの新刊が都内のある本屋で真夜中に発売するイベントを報道していた。


インタビューに答えた購入者は

「一人称が僕なのか私なのかが早く知りたい」とか言っていた。

さすがはハルキストだなぁ。


もう1人の人は、

「ノルウェーの森しか読んでないけど楽しみです。」と…

ノルウェーの森だけかっ!

飲んでいたナチュラルローソンのスムージーを吹き出しそうなった。

まあ、お祭りに参加したいんだよね。。。


その後はプレミアムフライデーの報道。

今日がその日だ。

3時に退社して何をしますか?とある会社の女性たちにインタビューしていた。


ホテルをチェックアウトして、地下鉄の東西線に乗ったがハンパない混み具合。

車内は押しくらまんじゅう状態。片足で踏ん張ったりしてたので汗だくになった。

こんなの毎日はムリ。


何がプレミアムなのか

3時に退社じゃなく、出社をずらして欲しい。

もしくは休めばいいじゃん!

それのがプレミアムじゃないなか?


そんな朝を過ごし、商談先の会社に行って担当者に内線したら、まだ出社していないと。

今日は遅い出社だと電話に出た方に言われた。


マジかっ!

商談を忘れられたとは…

出張で来ているのに。


携帯に電話をしたがてないので少し待ったが諦めた。

まぁ、そんな事もあるさ。


そして、前に師匠の藤村先生に聞いた新聞配達の話を思い出した。


「毎朝配達されている新聞が、新聞配達の人のミスで届かなかったら、どういう反応をしますか?」
ボクは咄嗟に思った。
「新聞販売店にクレームを言ったり、怒ったり、愚痴ったりするのではなく、誰しもミスをおかすのだから、広い心で許してあげよう、って話しかな」
ところが・・・その人が言ったことはまったく予想もしない驚きの答えでした。
「忘れられない家になることです」
「忘れられない家というのは、なにも玄関に『この家だけは絶対に新聞を入れ忘れるな』って書くことじゃないんですよ。「品性」ある家になることです。」

詳しくは師匠のブログ記事を読んでね。

ね、凄い話でしょ。

衝撃を受けた話で、とっても響きました。


同じように

僕と商談するのが楽しみになるくらいにならないといけないって事です。

それくらいの人柄にならないと。

そんな営業マンならサイコーですし、

バイヤーもそうですよね。


今日はプレミアムフライデー。

みなさんはどんな金曜日をお過ごしでしょうか?