Ameba Ownd

アプリで簡単、無料ホームページ作成

娯楽。

2021.08.24 14:45

現在、シネ・ウインドで公開中の、入江悠監督の10年ぶりの自主映画となる「シュシュシュの娘」を観てきました。この映画は、2020年コロナ禍で、仕事を失ったスタッフや俳優、未来を担う若者たち、1011名という多くのサポーターと夢を求め、全国のミニシアターでの上映を目指し、制作されたそうです。入江監督は一体どんな映画に撮るつもりなのだろうか。製作発表の頃から、あれこれ考えながら完成を待っていました。こんなご時世なので、完成前は現在の日本の社会や政治のマイナスな面を真面目に突いてくるのかなと思っていましたが、実際は真逆。ふふふと笑ってしまうエンターテインメントな映画でした。こんなご時世だからこそ、現在の日本の社会や政治のマイナスな面を、笑いを持って痛快かつ爽快に突いてきます。入江監督がどんな思いでこの映画を作ったのか。ユーモアがあり、寛容で、ジャパニーズ・ユートピアを諦めていない人ならば、入江監督の思いは伝わってくるでしょう。

エンターテインメントといえば、日曜日まで開催されていたフジロックもそうです。私はYouTubeでライブを観ましたが、胸が熱くなりました。生ではないにせよ、久しぶりに音楽の楽しさに触れ、音楽の持つパワーを感じました。それだけではありません。こんな状況の中、主催者と運営に携わっている人たち、出演者たちのフジロックを成功させようという熱意が伝わってきたからです。来場者だけでなく地元の住民にも、感染対策をきちんと行った上で開催することを示し実行しなければ、開催はできなかったはずです。来場者も開催に関わる人たちの気持ちをくみ取って、ルールを守り、ライブを楽しんでいたのではないでしょうか。THE BLUE HERBのライブを観ていて、ILL-BOSSTINOが語った言葉が心に響きました。いろいろな考え方があると思いますが、ユーモアがあり、寛容で、ジャパニーズ・ユートピアを諦めていない人ならば、開催に関わった人たちの思いは伝わってくるでしょう。

■新潟・市民映画館シネ・ウインドについてはVOLUME03の「ようこそCinecittàへ。」かcontentsから記事をご覧いただけます。


『CHAI』

先日、ISANA(イサナ)の喫茶室でチャイをいただきました。ISANAのチャイはスパイスのブレンド具合が他所とは違うんです。スパイスの名前が思い出せないのですが、少しピリッとした大人な味わいで、ひとくち頂くとフレッシュなスパイスの風味が口全体に広がります。春にお店を訪れたときに、スタッフの方がスパイスについて研究に研究を重ねてブレンドしたものだと教えてくれました。だから更にISANAのチャイが好きになってしまいました。

今年のフジロックで初めてCHAIのライブを観ました。人気があることは知っていましたが、今までCHAIの曲を聞いたこともありませんでした。NEOかわいいがコンセプトだそうですが、CHAIが人気なのはパフォーマンス抜きに、曲が良いからだと思いました。CHAIもフジロック出演は相当悩んだと言います。でもミュージシャンだからライブなしなんて考えられない、みんなと楽しみたいと出演を決意したそうです。ライブ映像から楽しんでいる様子が伝わってきました。ところでみなさんはCHAIのバンド名の由来をご存知ですか。実はインドの飲み物のチャイではなく、ロシア語で紅茶を意味するチャイからきているそうなんです。勉強になりました。

■ISANAについてはVOLUME02の「MINGEI」とVOLUME04の「つながる。つづく。」かcontentsから記事をご覧いただけます。


『元気クレープ』

Crêperie Le Pont Mari(クレープリー ル ポン マリ)で食べたフレッシュなバジルが香る「パリジェンヌ」は定番メニューなのでいつでも食べられるのですが、特に夏になると食べたくなってしまいます。いつ食べても美味しいのですが、先日「パリジェンヌ」をいただいた時に口福な気分になりました。野菜一つ一つの味が濃くて美味しいんです。一年中出回っている夏野菜ですが、やはり旬の夏に食べるのが一番だと再確認しました。もっちり柔らかなクレープ生地の中にはハムがサンドされており、ボリュームも満点。食べて元気になるクレープです。

今年のフジロックは電気グルーヴが出演しました。もちろん瀧さんも出演です。それが何よりも嬉しかったです。フジロックは愛があり、やさしいと思いました。

■Crêperie Le Pont MariについてはVOLUME01の「わたしのパリ案内。」かcontentsから記事をご覧いただけます。


『sUmmer は Amazake』

夏になると意識してとっているのが麹甘酒です。麹甘酒は「飲む点滴」と言われるくらい美容や健康に良いとされています。甘酒は水で割って飲むだけでなく、毎年フローズン甘酒ヨーグルトをつくって食べています。今年の夏はいろいろ実験をしました。甘さ控えめだけどコクはある、そんなフローズン甘酒ヨーグルトを目指しました。結論です。やっぱり元のレシピが一番。口に入れたときの舌触りや、くだもののシロップやピュレをトッピングした時でも爽やかに軽い口当たりかを考えた結果、原点である元のレシピに戻ってきてしまいました。同じ分量でも使う材料で味や食感が随分変わります。麹甘酒もいろいろな店の商品を試しましたが、全然違うものになりました。今回使ったのはかなで食堂で買った麹甘酒です。有機米を使用して作られているそうです。かなで食堂で買った麹甘酒は調味料にもなるような濃厚なものです。普通に飲んでも美味しいのですが、フローズン甘酒ヨーグルトに使ってみたところ、さっぱりとした優しい味わいのアイスになりました。トッピングはプラムのコンポート。添えてあるスプーンはAfter Schoolで開催されていたSwimsuit Departmentのポップアップイベントで買ったイギリスのサラ・ペセリックのものです。イギリスにちなみ、盛り付けはイギリスのSt.JOHN風にしてみました。ミントをトッピングしていたらフジロックで忌野清志郎Rock 'n' Roll FOREVERに出演したUAの衣装の配色になるのにと今になって悔やんでいます。

■かなで食堂についてはVOLUME03の「わたしのSmile Food。」かcontentsから記事をご覧いただけます。