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心の的を絞る

2017.02.24 23:49

インドのヴェーダから、人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いのラーデーラーデーです。


インドのヨーガの師匠が、人生の目的を1つに絞る大切さを、先日もクラスでお話しされていました。


「いつでもどこでも、自分の大切な根源の存在と関係を結び続けなさい。それが身を委ねることである。決して、自分が神になろうとしてはいけない。」


色々な学びをみていると、以前の私がそうだったように、「何かをできるようになって、人を助けたい」というものが多いのですが、その背後に「自分が賞賛されたい。先生になりたい。」とい欲求を動機として受講するものが多い気がします。


でも、それでは本当の教えは来ない。


なぜなら、自分が教えることを考えず、いつでも生徒でい続ける姿勢こそ、世の中と調和し本当に教えをいただく、ヴェーダの基本スタンスだからです。


インドのヨーガ教典「バガヴァッドギーター」にもこのように教えられています。


「あらゆる生命の中に、

等しく至上魂(パラマートマー)を

見る者は、
心で自分を堕落させることなく、
至高の目的地に達する。」
(13章29節)


私が上、だから誰かを助ける、

となるのではなく、

できることを淡々として、

すべての方に今の自分でできることを

委ね、お届けする。


そう、自分の立場やしがらみを捨てて生き、ただの大きな存在の道具、

と感じられた時に

本当の心の平安が来る気がします。


大きな存在との関係を忘れなければ、

私たちはただの小さな魂であることを思い出し、

背負っている荷物を降ろし、

委ねられそうな気がします。



ラーデーラーデー