「SDGs×Arts」展 オンライントークイベント<8月27日(金)17:30~>生配信決定!稲場雅紀氏、川廷昌弘氏、国谷裕子氏、日比野克彦氏、水野雅弘氏が出演!
SDGsの17の目標の中に何故「芸術」はないのか。SDGsと芸術が繋がる可能性について考える。
東京藝術大学(所在地:東京都台東区、学長:澤和樹)は、8月27日(金)17:30より『東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2021』の審査員に各作品についてのコメントや感想、講評をいただきながら、SDGsとアートが繋がる可能性についてクロストークをする【「SDGs×Arts」展 オンライントークイベント】を生配信(https://youtu.be/wSUXM-mQYzc)します。
このオンライントークイベントでは、『東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクト2021』の審査員である稲場雅紀氏(NPO法人アフリカ日本協議会 国際保健ディレクター、SDGs推進円卓会議 構成員)、川廷昌弘氏(株式会社博報堂DYホールディングス CSRグループ推進担当部長)、水野雅弘氏(株式会社TREE 代表取締役、SDGs.TV 総合プロデューサー)。そして東京藝術大学からは、理事・SDGs推進室長の国谷裕子、美術学部長で「SDGs×Arts」展の監修を務める日比野克彦が登壇し、オンライントークイベントを生配信にてお届けいたします。
「SDGs×Arts」展は、現代社会において芸術が担うべき新たな役目、可能性を見つめるために立ち上がった「I LOVE YOU」プロジェクトの一環として開催されています。
プロジェクトの参加者は、東京藝術大学の学生・卒業生・教職員。
「芸術は、人を愛する」という信念に基づき、2021年はSDGs をテーマとし、アーティストたちが当事者として、社会課題に取り組みます。
SDGsの17の目標の中に何故「芸術」はないのか?「芸術はSDGsに接続できるのか」についての様々な取り組みや試行錯誤のプロセスを、この展覧会でご覧いただけます。
展覧会特設サイト:https://www.sdgsarts.geidai.ac.jp/
- 「SDGs×Arts」展 オンライントークイベント 配信について
【実施日】
8月27日(金)17:30〜19:00
【配信UL】
上記URLにて、無料生配信を実施いたします。※配信時間は変更になる可能性がございます。
- 出演者プロフィール ※50音順
◆稲場雅紀(NPO法人アフリカ日本協議会 国際保健ディレクター、SDGs推進円卓会議 構成員
1969年生。90年代に横浜・寿町の日雇労働組合の医療班の事務局責任者を務め、医療・生活相談などを担当。また、同時期に自身ゲイであることからLGBTの人権運動やエイズの問題などに取り組む。2002年より(特活)アフリカ日本協議会の国際保健ディレクターとして、途上国の感染症・保健問題に政策面から関わり、同分野の日本のNGOの連携と政策提言を主導。2009年より「ミレニアム開発目標」(MDGs)の実現を目指すNGOネットワークの責任者を務めた後、2017年、一般社団法人SDGs市民社会ネットワーク設立に関与、SDGs達成のためのNGOの連携や政策提言に従事。
共著書に「SDGs 危機の時代の羅針盤」(岩波新書、2020)「『対テロ戦争 』 と現代世界」(木戸衛一編、お茶の水書房)などがある。
◆川廷昌弘(株式会社博報堂DYホールディングス CSRグループ推進担当部長)
兵庫県芦屋市生まれ。1986年博報堂入社。1998年テレビ番組「情熱大陸」の立ち上げに関わる。2005年から地球温暖化防止国民運動「チーム・マイナス6%」でメディアコンテンツを統括し、現在はSDGsに専従。2008年に環境コミュニケーション部長、2012年から現部署。
2017年のSDGs国連ハイレベル政治フォーラムの日本政府発表などを業務受託。2019年の国連総会ハイレベルサイドイベントでスピーチを行った。2020年に「ジャパンSDGsアクション推進協議会」を立ち上げさらにSDGsを推進。神奈川県顧問(SDGs推進担当)。グローバル・コンパクト・ネットワーク・ジャパンSDGsタスクフォース・リーダー。など委嘱多数。また、公益社団法人日本写真家協会の会員で写真家でもある。
◆国谷裕子(東京藝術大学 理事・SDGs推進室長)
米ブラウン大学卒。NHK衛星放送「ワールドニュース」のキャスターを経て、1993年から2016年まで23年間、NHK「クローズアップ現代」キャスター。
現在、東京藝術大学理事、慶応義塾大学特任教授、自然エネルギー財団理事、FAO(国連食糧農業機関)親善大使。2016年から、SDGs(持続可能な開発目標)の取材・啓発を中心に活動を行なっている。
1998年放送ウーマン賞、02年菊池寛賞、11年日本記者クラブ賞、16年ギャラクシー賞特別賞受賞。著書「キャスターという仕事」(岩波新書)「クローズアップ藝大」(河出新書)。
◆日比野克彦(東京藝術大学 美術学部長・教授)
1958年岐阜県生まれ。1984年東京藝術大学大学院修了。1982年日本グラフィック展大賞受賞。1995年ベネチアビエンナーレ参加。2015年芸術選奨芸術振興部門文部科学大臣賞受賞。世界各地で地域性を生かしたアート活動を展開。2003年~「明後日新聞社文化事業部/明後日朝顔プロジェクト」。2006年~「アジア代表日本」。2010年~「瀬戸内海底探査船美術館プロジェクト」。2014年より、人との差異を個性と捉えるアートの価値観を多様性社会実現の基盤とするアートプロジェクト「TURN」を監修。2017年南米各地で展開されたビエンナーレ スールに参加。現在、東京藝術大学美術学部長、先端芸術表現科教授、岐阜県美術館長、日本サッカー協会理事、東京芸術文化評議員を務める。
◆水野雅弘(株式会社TREE 代表取締役、SDGs.TV 総合プロデューサー)
日本初の IT marketing consulting farm として1988年に株式会社Telephony を設立。顧客マーケティングの先駆者として、米国からコールセンターやCRMを日本市場に導入。銀行や保険など金融機関を中心に大手企業150社以上のコンサルティング実績を積んだ後、社会的マーケティング事業にシフト。
現在は持続可能な環境社会を実現するために、各省庁や自治体と共にICTや映像技術を活用した環境普及啓発事業や次世代教育事業を推進する株式会社TREEの代表取締役。SDGs達成にはクリエイティブのチカラと次世代のフューチャーリテラシー育成が重要と考え、2018年から映像祭「SDGsクリエイティブアワード」を、2019年からは高校生のSDGsアクションアイデアの発表と交流の場として「SDGs Quest みらい甲子園」をプロデュースしている。
2011年より地方でのデュアルライフを実践し、鎌倉、札幌の2拠点生活中。2020年6月、著書『SDGsが生み出す未来のビジネス』(インプレス)を上梓。
- 東京藝大「I LOVE YOU」プロジェクトについて
「I LOVE YOU」プロジェクトは、東京藝術大学が、芸術が持つ無限の可能性を社会に向けて伝え、実践によって示すために開始した、全学的なプロジェクトです。科学・医学・福祉等のあらゆる分野と繋がり、新たな価値を見出し、社会を豊かに変えていくことができる芸術の力を、学内公募によって採択された多種多様な企画によって、発信していきます。
2020年には、50以上ものインスタレーションやコンサート、ワークショップなどを行い、その記録をアーカイブで紹介しています。