第四回公演 制作雑記その1
こんにちは!
ソルシエール高田拓郎です。
現在6月に予定している第四回公演に向けて団員みんなで力を合わせて舞台を作り上げています。
私も今回は脚本半分・演出ちょろっと・雑用全開で日々邁進しています!
せっかくなので過程を制作雑記として残していければいいなと思いこの記事を書いています。
1回目は脚本についてです。
今回、脚本のテーマを「わかりやすいもの」としていました。
以前、脚本作成に挑戦したのですが、できたものはごちゃごちゃとしており、とても舞台上で表現出来なさそうでした。時間も人も場所も、出来事すらも行ったり来たり。上演しようと思ったら3時間以上かかる大作でした笑
プロットだけでもかなりの量がありました。
1個1個の小さいカードが全部プロットで、このようなボードが20以上ありました。今見ても驚く量だ笑
そこで今回はシンプルに時間・場所・出来事が一方向に流れる話にしようと考えました。
わかりやすいものとはなんだろう?
そう自分に問いかけます。
何度も自分と会話する、自分の目の奥をじっと見つめる。
毎回の公演で考えることですが、舞台を作ることは自分を探すことだなとつくづく思います。
演者の時は自分の中にある新しい自分を見つける、脚本作成の時は自分の奥の方にある、蓋をしてきたものをこじ開ける。
そうして出てきたものを切り取って違う角度で見つめ直す。
比喩表現ではなく本当に身を削っているような感覚になります。
「ぐ、ぐるじい゛ぃ〜」
もちろんそういうのが好きなのでやっています笑
そうやって、今回出てきたものは「シンデレラ」でした。僕を削ってこんなに綺麗なものが出てくるなんて驚きです。
もう一つ候補にしていたのは自殺志願者がある屋上に集まる話でしたが笑
さらに今回脚本の半分は団員であるしょうこさんが書いてくれています。
私の仕事が忙しくなり時間がなくなったため、しょうこさんが修正をしてくれました。
私の粗いセリフの羅列をしょうこさんが綺麗に脚本として仕上げてくれています。
ありがとうございます!!
そのようにして今回のお話は生まれました。生まれた結果は果たして分かりやすいものになったのか、素敵なものになっているのか。
それはぜひ劇場でご確認いただければと思います笑
脚本の話というよりポエムになってしまいました。
今回は以上にしたいと思います。