伐採時のお清めやお祓い方法で大事なこと|剪定屋空
自宅の庭木を伐採したいのだが、詳しいお清め方法やお祓い方法を教えて欲しいというご相談が多くあります。 私達に伐採のご依頼頂いた際にどのように、対処しているかを詳しく説明させていただきます。
お酒とお塩を用意し、お塩はできれば神社などでお清めのお塩をいただきます。
お酒は何が良いのかというご質問がありますが、お酒もお塩も、何を選ぶかの前に、気持ちが一番大事だと思っています。
よく聞く話で、ご神木などを伐採した時に事故が起こったり、個人邸のお庭でも伐採した後に不幸が起こったなどの話が、ありますが、本来、災難などは予想だにしない時に起こるもので、樹木を切ったからといって、そのせいにしてしまうのは人間のエゴのような気がします。
先祖代々何百年も植わっていた木で、私達を守ってくれていた。でも今の状況ではどうしても伐採する他にない。 だから何か悪いことが起こらぬように、お清めをしておこうではなく、木々に感謝することを一番に考え、今の気持ちをきちんと伝えてあげ『ありがとう』と手を合わせてあげた方が良いのではないかと思っておりおます。
自分の家の庭木は伐採して何かあると困るが、他は関係ないではなく、
逆に庭木に興味を持ってそのあとも過ごすことが一番大事だと思います。
昔の腕の良い造園屋は見事にお庭を綺麗に見せるだけではなく、家を守る、そこに住む人達のことを考えて、うまく樹木を植栽していきます。 伐採によってそのバランスが崩れると、様々な問題が連鎖することが多くあります。例えば、樹木が生い茂っているおかげで、雑草が抑えられていたお庭の樹木を伐採してしまうと、光がよく入るようになり雑草がみるみる生えてきてしまったり、害虫が異様に増えてしまったりすることがあります。