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赤ワインが記憶力低下を予防

2021.08.25 00:37

今回は赤ワインの健康効果についてお話をしていきます。


赤ワインをよく飲む地方の人に心臓病が少なく、長寿傾向があることから、多くの研究者が赤ワインの長寿成分を調べています。


日本ではとりあえずビールで乾杯が慣習になっていますよね。

 それを赤ワインに変えるといいんじゃないかなというお話でもあります。


赤ワインに含まれるポリフェノールの一種であるレスベラトールという成分が、記憶力低下を予防できる可能性があるということです。


アメリカのテキサスA&Mヘルスサイエンスセンターの研究で、レスベラトールが脳の海馬に作用することに注目をしました。


海馬は記憶や学習などの脳の機能に関与しますが、50歳を過ぎると機能が低下して、記憶力低下やうつ傾向などの加齢に伴った変化を引き起こすことが知られています。


この研究では、ねずみの実験でこのレスベラトールを与えた群と何もしていない群とで、迷路の実験をしました。


与えた群は簡単にゴールができたが、そうではない群は空間記憶が衰えているのでなかなかゴールできなかったそうです。


そして、赤ワインの成分を与えた群ではそうではない群に比べて、脳の神経細胞の数が2倍も新たに生まれていることがわかりました。これは脳の細かい血管の数が増えていて、脳の血流が良くなったということです。


あとは、小麦などに含まれているグルテンなどによって脳に炎症が起こるんですが、その炎症も抑えられていたそうです。


よって、赤ワインには認知症を予防する効果があるというこれまでの疫学調査の結果を裏付けることになりました。


ですが、赤ワインもアルコールなので飲み過ぎると当然脳の萎縮を起こしますので、適量でおさめることが重要になってきます。


1日250ml以下で健康効果が出たという調査もあるので、目安にしてみるといいかなと思います。


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