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M&Aのプロセス

2021.08.26 04:15

こんにちは。


MBA・FPオフィスALIVE代表國弘泰治です。


今日は事務所名負けしないようにM&Aについて説明いたします。


M&Aは結婚と同じ

M&Aは企業と企業をくっつけることで、結婚と同じと言えます。

どこが同じかと言いますと、結婚の場合は人と人を結びつけることです。

それに対してM&Aは企業と企業を結びつけていくので似ていると言えます。

このように考えるとM&Aの例え方は結構身近にあるものです。


M&Aの基本ステップ

M&Aの基本ステップには営業活動、契約、案件化、マッチング・秘密保持契約書、交渉、買収調査、譲渡契約、クロージングの8つございます。

それでは今から8つの工程についての説明です。

営業活動

ます営業活動については、まず企業の売り手と買い手を見つけることから行います。見つけるためのセミナー開催、紹介拠点の確立、DMなどで潜在化している顧客をアプローチしていきます。

契約

契約に関しては、「アドバイザリー仲介契約書」にあたる活動です。

見込み客に対して、M&Aの流れや提供するサービス、料金などを説明し、納得いただければ正式なFA(ファイナンシャルアドバイザー)契約を締結していきます。

契約書の内容は、業務内容と範囲、契約期間、専任や一般などの契約形態、手数料の内容・支払時期、契約解除の条件、直接交渉の禁止などが挙げられます。

案件化

アドバイザリー仲介契約書を締結した後は具体的にマッチングへ進むための準備に移っていきます。

譲渡企業であれば決算書やヒヤリングを通して、会社の状況や今後の事業予測、譲渡の条件、希望の相手先を記入していきます。

マッチング・秘密保持契約書

譲渡先または譲受先を探して両者を結ぶ内容となっています。

交渉

交渉に関しては、「意向証明書の提示」と「基本合意書の締結」と言ったトップ面談のカテゴリーとなっています。

デューデリジェンス

デューデリジェンスは買収調査のことを示しており、M&Aを締結するうえではキーポイントと言えます。

代表的なものとしましてはビジネスデューデリジェンスや財務デューデリジェンスが代表的です。

最後に譲渡契約そしてクロージングとなってまいります。


まとめ

現在は後継者不在企業が徐々に増えておりこれからはさらに増えてくると仮定できます。

廃業は簡単ですが、事業承継やM&Aに関しては難しいと言えます。

ただ廃業してしまえば従業員のいる企業であれば簡単とは言えませんが、従業員の雇用を守るとなればM&Aは最適な選択と言えるでしょう。

自分も事務所名にちなんで事業承継やM&Aに関しても扱っていますので一度相談していただければと思います。

ビジネスデューデリジェンスに関しては、私も対応可能でございます。