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kojinkai

入試に向けた難問演習。

2021.08.26 01:00

中3は、英数共にほとんどの

領域を終えましたので、

難関演習がスタートしました。


数学は、最高水準特進問題集を

使用して、中1の文字式のところから

学び直しを始めました。


のめり込みすぎて時間を

忘れてしまう子も多くいましたが、

私はそれでいいと思っています。


どの教科をやっても

やり込みたいテーマが出てくる、

今くらいの時期にはあるあるです。


しかしそれは、夏休みに多くを

こなしてきて、連続性のある学びを

実現してきたからこそ感じる、

ある意味努力のもとに得られた

感覚でもあるのです。


足りないものは何なのか?


常に探求するのですが、

問われてみなければ、何が

足りないのか分からない。


だから、前進して解き進めるしかない。

そうすることによって、

足りないことに気付き、

それをどんどん埋めてゆきたくなる。


独特の感覚が、高校受験生には

芽生え始めます。


夏休みに努力できなかった子は、

今もふわふわとしながら、

何が必要かも分からず

歩み始められてすらいないでしょう。


継続というのは、連続性の中で

意味を掴み、自身で目標を持って

次の学びにつながるための営みです。


この時期は特に、

「ある程度できる」子が

逆転されやすい時期だと言われます。


なぜなら、やらなくてもいい、

できなくてもいい、そんな問題を

無視していてもこれまでは

そんなに悪い成績をとりませんでしたが、

そこに向き合うような愚直と言える

反復をしなかった故に、

結果として、頑張った子に

水をあけられてしまうからです。


この時期は、きちんとわからないことも

拾いながら理解してゆくプロセスが、

まだまだ必要になる時期です。

一問でも分からないということが

破滅を生むくらいの感覚で、

全てのことに取り組むべき時期です。