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自由に生きるphilosophy.

気をつかう時代は終わりだ。そのままでいる生き方へ移行しよう。

2017.02.26 12:00


さっとんは、「気をつかう生き方」から「そのままでいる生き方」へ移行しようとしている。日本にはどうしても人の気をつかって、人に合わせていくことが良しとされる風潮がある。思いやりやおもてなしというキレイな言葉もあるので、それを全て否定するわけではない。ただ、気をつかうことが全ての場合において必要であるかどうかは考え直さなければならないと考えている。



ただニコニコしていればいい時代の終焉。

たしかに気を使うことが必要とされることはあるだろう。むしろ人は1人で生きられない限り、まわりの人に気を使って生きていくことは必要なことである。


しかしだ。なんだか今の社会においての「気を使う」という行動はなんだか本質とずれてきている気がする。OA機器の営業マンなんかがやってくると、とても思う。彼らはニコニコ営業スマイルで話しかけてくれる。ただ、彼らの笑顔からは人間味が全く感じられないのだ。人間味が全く感じられないというのは、ロボットと一緒だ。商品のスペックや導入メリットを伝えるだけだったら、ロボットでも出来てしまう。営業すらもAIに仕事を奪われる時代がくるのだろうか。


ただニコニコしていればいいだけの時代は終わったのだ。ただよいしょしていればいい時代も終わったのだ。じゃあどういう時代になったのか?



一対一で対等に語り合える人間が強い時代の到来。

それは一対一の人間として語り合う時代だ。年齢、性別、境遇などは全て関係なく、一人ひとりが対等の人間として語り合う時代だ。語り合える人間と語り合えない人間では大きな差がついてくることは間違いないだろう。


たとえばこうやってブログを書いたとする。そのときに、自分の意見ではなくノウハウばかりならべた情報サイトであれば、他にもたくさんある。わざわざその人のところに見に行く必要がなくなる。しかし、なんでこの情報やサービスが素晴らしいのかを熱を持って語ってくれるブログには、「この人がここまで言うなら買おうじゃないか!」という求心力が湧いてくる。どこかで聞いたことのある他人の言葉ばかり並べて、自分の気持ちや体験を語れない人はどんどん求心力がなくなり、勝負にならなくなるだろう。


語れるようになるには簡単だ。気を使わないように生きればいいだけだ。なぜ気を使わなければ語れるようになるのか?人は気を使うことで、自分の言葉や心を無味無臭の当たり障りのないものにしてしまう。それは教科書に乗っているようなキレイな言葉であり、人の心を打つ言葉ではない。OA機器の営業マンのように人間味のない言葉なのだ。


これを続けていると、恐ろしいことに「本当の自分の気持ちや言葉」を忘れてしまう。さっとんはこの体験者だ。自分がキレイな言葉を使いまくっているおかげで、本当の言葉を忘れてしまった。営業スマイルと営業トークがしみついてしまい、普通に離せなくなってしまったのだ。これはまずいと思った。これではこれからの時代生きてはいけない。



そのままでいる生き方へ移行しよう。

ここから抜け出すためには、気を使わないことが一番だ。気を使わないということは「そのままでいる」ということだ。気を使ってニコニコしない。思ってもないリアクションや返答をしない。当たり障りのない言葉で場をつながない。そうすれば自然と自分の言葉が出てくるのだ。


そのままでいることが武器になる。そのままでいることが大切なのだ。


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