遠隔医療における5G応用領域
2021.08.22 05:05
新型コロナウイルスの感染拡大の影響で注目されるようになったオンライン診療。ビデオ通話などで離れた場所から医師から診察を受けられることから、医者に行く時間がない、あるいは近くに医者がないような場合でも診察が受けられることから、今後利用が増えていくことが期待されている。
そして5Gでも、オンラインを活用した医療関連のソリューションは大きな注目を集めている分野の1つだ。特に5Gの特徴の1つである低遅延を生かし、将来的には遠隔地から医者が手術をできる「遠隔手術」の実現などは、実現が大いに期待されているようだ。
だが、5Gを医療に活用する実証実験を多く手掛けているドコモが手掛けているのは、オンライン診療でも遠隔手術でもなく、「遠隔医療」というべき取り組みなのだと奥村氏は話す。厚生労働省の定義によると、オンライン診療は医師(Doctor)が患者(Patient)と通信回線を通じてやりとりする「D2P」の仕組みとなるが、こちらは現状の4Gでも十分対応できるが、医師が直接医療行為をするわけではないことから、できることにも限界がある。