おもちゃ『かたつむりと友達』

これまでと同じ奥のピースがちらっと見える美しい色と手触りの良い３層パズルです。はめ込むピースのイラストがそれぞれ異なるので、まずはそれぞれのピースが何であるかを確認しましょう。

上段は蜂・てんとう虫・蝶・かたつむりのピースです。てんとう虫以外は台座に触覚や脚が描かれています。それをヒントにはめ込む様子が見られたら細かな部分まで気が付く注意力が育っています。

葉を食べる幼虫はやや怖いと感じる感じる子もいますが、日頃から本物のあおむしに触れていれば怖がることはないようです。絵本の『はらぺこあおむし』と少し風貌が違うのであおむしは本物を見せることが認知力を高めることに繋がります。

クモが下段になりますが他のピースとは異なる刳り貫きタイプです。ジョロウグモかはたまたコガネグモ、ハナグモ･･･どのクモなのか想像しながらパズルをはめて、家の中や外で見かけるクモを探してみるのも面白いかもしれません。

ピースと土台を見ながらはめ込むことができるようにしましょう。一度取組むとその場所を覚えてしまうことに形を見る力が育たないのではないかと質問を受けますが、記憶する力もまたもう力的に優れているものです。子供自身が得意な力を駆使して取組んでいるのならば、それ以外の能力を伸ばすアナウンスをしてみるとよいでしょう。

単純な曲線とあおむしや葉の波打つようなカットも相反するものが混在している美しさがあると感じます。やはりジョージラックは美しい。