前に言った同じビル内での引越し開始。前にも言ったが、この建物を買って無くて幸せ。お金をドブに捨てなかった。
約10年前からフィリピンの不動産投資を辞めた私。マンションも昔はよく買っていた。しかし、中国の図面を使い中国の素材で立て始めた15年前からの特にマンションの質が落ち、見た目だけのガラクタ、30年も持たない代物にお金を出す事に嫌気がさして、買って、貸して、売る、と言う事をやめた。その上値段の高騰で、その値段の利回りでは貸せない、売れないものを買う必要は無い。それは日本のバブル期でも1984年頃から買うのを止めて売りに転じていた。
マニラも同じ事。10年前と今では価格が3倍である、しかしそれに値する賃料は取れない。
例えば私が今まで借りていた部屋は55平方で買えば2000万円、本来17万円の月家賃で貸さないと合わない。しかし現実私が借りていた金額は10万円月、SOHOなので会社登記も出来て、企業や接待で使えるので、一人で家賃を払う訳では無いから払うこちらは良いが、貰う方は、元を取るのに20年の歳月を使い、その上値下がりしたら、月に換算すれば20万円以上の損になる。馬鹿だよね買った人。今度引越した部屋は40平米プラスにテラス10平米、買う値段は1300万円、貸したい金額は11万円、オーナーもそう思って今まで3年間借り手を探していたのだろうが、パンデミックで他の一般的な賃貸相場であった5万円を割り込んで、4万円でうちに貸さざるを得なくなった。これでオーナーの実入りは管理費、税金を引いて月3万円となった訳だ。元々賃貸とはこんなもんだ。期待値価格11万円でで借りてくれるのは馬鹿な日本企業ぐらいだ。逆に3万円で貸すなら、この部屋の価値は400万円以下。まあ私の所に泣きついて来たら、250万円なら買ってやっても良いな。笑笑。そいして、私は幾つかの物件を買って来た。プロは待つ事が大事で焦った奴は負ける。
さて、その上欠陥だらけの中国図面と中国部材を使い、そこにケセラセラのフィリピン人が現場を遣るのだから、防火ドアでは無い玄関ドアの下には大きな隙間。堂々とゴキブリが通過する。ベランダに出るアルミ製のドアにも隙間。このドアに台風で雨風がかかれば、室内に雨風が吹き込む。じぶんのものじゃ無いから良いけれど。。取り敢えず仕事は無いが仕事場とマニラ男の手料理のキッチンはちゃんとした。来月から家賃差額と車ローンが無くなり月額12万円の支出が止まるのは嬉しい。💞 眺めは二階より六階で良い。