『自分のことは話すな -仕事と人間関係を劇的によくする技術-』を読んだ
2021.10.22 01:00
対話力を上げることは難しいと思われている。
そしてコミュニケーションに課題を感じる人も増えている。
仕事をスムーズに運べない人
仕事で周りの協力が得られない人
仕事で人との衝突が多い人
これらに当てはまる人は、この本が役に立つ部分があると思う。
多くの場合、原因は2つ。
① 自分の話中心 :相手の話を聞かず余計な自分の話が中心
② 質問があいまい:相手の核心の部分を質問できていない
仕事でのコミュニケーションはシンプルだ。
良かれと思ってする余計な雑談は、たいていの場合いらない。
良かれと思ってする遠回しの質問は、たいてい意味がない。
だから
無駄な雑談をやめ
言葉を最小限にする意識を持ち
相手の話を中心に
相手の核心を突く質問をし
未来の話を共にする。
無駄な雑談とは、
① 相手から求められていない話(一般的過ぎる内容)
② 〇〇であろう話(確証のない憶測や噂)
③ 得のない話(会話をつなぐためだけの無益な話)
これらがそれにあたるそうだ。
本書の中では、
「話したいことの5割はカットせよ」
と説明している箇所がある。
本当にその通りだと思う。
多くの人の場合、自分の知識やスキルアップには関心があるが
会話そのものへの関心が低いように思う。
会話をもっと意識せよ
内容も、話し方も、話す順序も
意識するだけでコミュニケーションは劇的に改善する。
成果を上げるための重要事項を、間違えないよう気を付けたい。