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「『ひなた号の冒険〜ゆめの描いたオリーブの木〜』」のこと。

2021.08.31 09:26

8月28日

かめありリリオホールにて

「ひなた号の冒険〜ゆめの描いたオリーブの木」

眞昼先生役で出演させていただきました。

 


お暑い中、観にきてくださった方々、ありがとうございました。


初日にして楽日だったのですが

まず午前中に関係者向けの公開ゲネプロがありまして、そのあと本番2公演…


つまり、2時間の公演を1日3回やってるわけですね。笑


こういうのって、案外、結構あっという間に終わるものだと思いますが、

正直、あっという間ではなかったですね。笑



すごく嬉しかったのは

理屈は抜きにして


ゲネプロから、ちゃんと自分の体の中に眞昼先生が来てくれたな、って思ったんです


あーよかったー

来てくれたー


うれしい…!


って思ったんです。


え、もしかして、ヤバイやつみたいになってます?

大丈夫ですか?



でも、それが不思議と、作り物な感じが自分の中でもしなかったんです。


稽古のときに「作った感じがする」っていうことを指摘されていたので、それが自分の体の感覚の中でクリアできたので、すごく嬉しかったですね。


その状態で、前日のゲネプロと当日のゲネプロと本番の4公演をやれたので、きちんと自分の納得のいく形で悔いなく終われて、本当によかったなあと思いました。



で、やっぱり

この感染拡大の状況の中で、これだけ出演者の多い舞台公演をやることって、絶対様々な意見があると思うんです。


しかし、実際にお客さんの前に立ってみて


改めて、拍手をいただけることって特別なことなんだということを感じました。



それは、コロナ禍だからこそ、感じられたこと。


拍手の音に、温度感があって、とっても温かくて、その音が降り注いで来て、体全身で浴びたら、色んな想いが溢れ出してきてしまって


結局、終演後に、大号泣して、高校生のキャストの子に分かりやすくドン引きされました。



でも、拍手をもらえることって、当たり前なことじゃなくて、

でも、場数を踏んでいくと、拍手が来ることがどうしても日常になってしまう

でも、コロナ禍でお客さんの前に立つことが少なくなった今、

改めて、このありがたみと尊さと嬉しさを感じられて、本当に感動的でした。


それも、もちろん、僕ひとりが一生懸命頑張ったから叶うわけではなく、

その裏には、たくさんのスタッフさんやたくさんご協力くださった方々がいらっしゃって、そして共演者のみなさんのバトンをしっかりもらって、みんなでゴールテープを切れたからこそ


その拍手の音が聞ける

それは本当に有難いことだし、とっても素敵なことだな、と改めて感じています。



これだけ感染者が増えている中で、

これだけ出演者の人数もいる中でも、一人も欠けずに、ゴールできたことは、奇跡に近いことだと言っても過言ではないのではないかと思います。


正直、稽古期間も辛いことが多くて、

何が辛いって、休憩時間、お昼ご飯食べながら、おしゃべりできないんですよ。


みんなで黙ってご飯食べるの。

めちゃめちゃつらい。


稽古中も

マスクしながら歌ったり踊ったり台詞言ったり…

苦しくもなってくるし、マスクが下がってくると気が散ったり、普段だったら気にしなくていいことも、気にしなくてはいけないこの状況下。


1時間に1回は換気休憩を入れるんだけど、ドアを開けると、外まで声が聞こえるから、

ドアを開けてる間は、歌の練習もできないし、あんまりみんなでおしゃべりもできないし、


もう、正直なことを言うと


ほんとやだーーーーー。

とか思いながら、感染対策してました。笑



安全に公演を成功させるために、

気をつけながら稽古を進めた結果、全員で舞台の上に上がれた部分はあったと思うので、

我慢が報われたっていうか、みんな揃ったことが、とにかく嬉しかったです。




ミュージカルに出演したことは、今まで何度かありましたが、

毎回、割とあんまり踊らない役をやることが多かったんですけど


今回は、人生初、ひとりで踊る箇所もあったりして笑

踊りながら歌うっていうことをしっかりやらなきゃいけない状況になりましたね。笑


観にきてくださった方からは、やっぱり踊っている僕が新鮮だったのか、

ダンスよかったねって言っていただけることが多くて


得意分野ではない部分を褒めてもらえるのは、ちょっとおもしろいけど、それもまあ、頑張ったことのひとつではあったので、よかったです。笑



あと「スタイルいいなーと思いました」っていうことを言ってくださった方もいて、これは本当に報われたなーと思いました。


作演出のひなたさんと初めてオンラインでお話しさせていただいた時に「3kgくらい落とせる?」と言われ、その時は、57kgくらいあったのですが、53kg台まで減量して、




「前を向いて」で共演させていただいた

筋トレ大好きボイストレーナーのえりさんに、

発声や呼吸のトレーニングと一緒に、筋トレのメニューも考えていただいて、ぽよんぽよんだった二の腕が、力こぶがちょっと出るくらいには、なったので笑


そういう自分の体のスタイルに関しても、感想いただけたのは、救われましたねー。



その結果、本当に僕も素晴らしい景色を見させていただきました。


コロナ禍でも、舞台に立てることにも、もちろんすごく感謝しています。


でも


このご時世とか、この状況下とか、

そんなこと関係なく


みなさんと一緒にステージに立てたことが純粋に嬉しかったです。



会場でご覧になれなかった方、

もう一度、感動を味わいたい方は、


クラウドファンディングも8月末まで受け付けております!

DVDが貰えるリターンがありますので、ぜひおうちでもご覧いただけましたら、うれしいです。


そして、芸術に触れる機会の少ない子どもの皆さんに、このDVDを届けたい!

僕個人の想いとしては、「ジェンダー」や「多様性」が、多くの子どもにとっても、もっともっと身近なものになってほしい。


ぜひ、よろしくお願いします!



おしらせです。


9月2日よる10時放送のフジテレビ「推しの王子様」に彼氏役で出演させていただきます。


ぜひ、ご覧くださいましー。



そして、10月には、人生初の鉄道写真展をやります!笑

趣味で撮った鉄道写真を相模大野のCafetsumuriで展示させていただきます!


また、様々なイベントも予定しておりますので、お楽しみに!


[今後の活動予定]

《テレビ》

9月2日 推しの王子様@フジテレビ


《イベント》

10月8日〜17日 撮玲ん展@Cafetsumuri