リウマチにとらわれていた自分を解放するために卒業宣言をすることに決めました!
私がリウマチらしき症状に気づいたのは……もはや、記憶も定かでないのですが、最初にもらった痛み止めが「平成19年」と書いてあるので、その少し前ぐらいからだろうと思います。
最初は指の関節や腱が痛い日がある……という程度の認識でした。大抵3日程度で治ってしまうので(昔は「回帰性リウマチ」という言い方をしていたようです)、余り気にしていませんでした。仕事がら、勝手に腱鞘炎(よく聞く病名なので)なのだろうと思い込んでいました。
そんな状態が数年続いたある日、「それは腱鞘炎の症状じゃない、リウマチじゃないの?」と言った人がいました。そこで初めて「リウマチ」という言葉を耳にし、自分でも不思議なほど「リウマチ」という言葉に引っ張られるように血液検査を受けました。
2011年(平成23年)の10月でした。結果は陽性。CCCP抗体58(正常は4以下)。医者の言葉は「この値が高い人は関節破壊が進むから。症状が出てきたら、また来なさい」でした。
人のメンタルは本当に弱いです。私はリウマチの本格発症以前にリウマチに恐れおののき、自分はリウマチになるんだ、寝た切りになってしまうんだと思ってしまいました。その後、リウマチ感謝!さんにお会いしたとき、言われた一言「Mさん、暗示でリウマチになりましたね」と。まさにご明察!です。
「リウマチ」ではなく、「リウマチ陽性」だと言われて、私がしたことです。
・ネットで病気をとことん調べて、どんどん不安になる。
・神の手、魔法の薬を処方する医者を捜す。
無駄な1年を費やしたので詳しくは省きますが、努力の甲斐もなく、1年後、待ちに待ったリウマチ発症です(笑)。2012年の12月でした。まだ指レベルでしたが、左右対称の痛みと腫れがあり、それが1カ月以上続いていました。もはや念願のリウマチとも言うべきでしょうね(笑)。
不思議なもので、1年前、来る日も来る日もネットに向かい、神の手をもつ医者を捜していたときには全くたどりつけなかったリウマチ感謝!さんのHPが、すぐ目に飛び込んできました。そして、目が覚めたというか、誰かに「治してもらう」のではなく、自分で「治す」ということを気づかせてもらったのです。
ここからは治られた多くの方と同じです。すぐリウマチ感謝!さんの本を買い、2013年の春、夏、秋のセミナーに通い、個人カウンセリングを受け、もう目からうろこ、鳥肌ものの気づきが山のようにありました。
そのアドバイスを実践したおかげで、全く症状は進まず、医者にももう来なくていいと言われ(笑)、私は治る!と確信したのです!
セミナーとカウンセリング以外に具体的に私がしたことは、休職(3ヵ月)、半身浴、クエスト社のサプリメント、飲水、アファメーション、ヨガ、瞑想、ハッピーノート、鍼灸、腸もみ、ネリーエンジェルさんのセッション。白砂糖・乳製品・アルコール・酸化した油の不摂取。遅延性フードアレルギーの検査で出たものを減らす、22時台には寝る。
ところが、2014年の卒業を目指して順調だった私の生活が一変しました。2014年の1月、愛犬が悪性リンパ腫だと診断され、そこから生活もメンタルも下降の一途でした。
半年後の6月に愛犬が亡くなるまでの生活は、リウマチになったときと同じものでした。消えていた症状が少しずつまた出始め、それまで指だけだった痛みが、手首、足首、肩へと広がっていきました。
犬が亡くなる少し前、5月に「モチアップセミナー」に参加しました。リウマチ感謝!さんは、「そういうこともあるよ」と言ってくださいました。「また頑張ればいい」と。
でも、なかなか頑張れませんでした。なぜなら、楽しくできていた前述のものが、「やらなきゃ」というものになってしまっていたからです。
このまま悪化するのかな、そうしたら薬を飲めばいいか、とも思い始めていました。そんなとき、また1つの出会いがあり、体にいい、いわゆる発酵ジュースのようなものをいただきました(栄養価も解毒効果も高く、セロトニンなどのハッピーホルモンが出やすくなるんだとか)。これがよかったのか、本当に気持ちが少しずつ前向きになり、また同じようにいろいろなことができるようになりました。
また少しずつ症状が薄れていきましたが、なぜか本当の腱鞘炎(バネ指)になったり、五十肩になったり、リウマチとは別の関節痛に悩まされ(リウマチに由来することもあるらしいですが)、もはや何で痛いのかわからないこともあるのですが(笑)、ここで決意しました。「もう卒業しよう」と。
暗示でリウマチになったとはいえ、リウマチは私には必要なことだったと、今ははっきりそう言えます。現代医学では原因不明、不治の病のリウマチですが、原因も、対処方法も全て納得できました。
今でも痛い箇所、痛い日はありますが、これまで一度もリウマチの薬を飲んだことはなく、誰の助けも借りずに日常生活を送ってこられました。私だけがリウマチにとらわれ、こだわっているのだと自覚しました。自分で自分を解放しようと思ったのです。
リウマチ感謝!さんにその旨伝えると、「ご自分で区切りをつけていいと思えたところで卒業でOKです」と言ってくださいました。何度もアファメーションした言葉を人前で言うのは初めてです。
「私、リウマチ卒業しました」。ありがとうございました(^^)/。
【埼玉県 Y.M.さん 2015年9月6日記】