【ググるは時代遅れ】キーワード検索かハッシュタグ検索?どっち重視する
【ググるは時代遅れ】キーワード検索かハッシュタグ検索?どっち重視する
早速ですが、あなたは調べ物をする時、GoogleやYahooなどの検索エンジンでキーワード検索をする「ググる人」ですか?それともTwitterやInstagramなどのSNSで「タグる人」ですか?
「キーワード検索“ググる”」では、検索結果に表示されるのは文字中心で売る人の情報。一方、TwitterやInstagramなどの「SNS検索“タグる”」では、写真中心でユーザー体験を発見できます。
さあ、「ググる」か「タグる」か?あなたはどっちを使う方ですか?
そこで今日のブログは、「キーワード検索かハッシュタグ検索か?どちらをよく使うか」についてお話したいと思います。
【著者プロフィール】
株式会社アクセスアップ/富井清和
1998年東京都千代田区でITベンチャーを起業。 金融機関・放送局・大手電機メーカーを含む約1,500社にも及ぶWebシステム開発に携わる。
主にSEO対策を目的としたコンテンツ作りとページ構成を得意とする。
日頃の業務のかたわらで、船井総研との共同セミナー講師、東京税理士会や杉並区中小企業診断士会への技術研修。杉並区商工会議所や武蔵野青年会議所等でセミナー講師を務めホームページの集客方法について語っている。
キーワード検索は「文字」中心で売る人の情報
以前から使用されているGoogleやYahoo!などの検索エンジンでキーワード検索する方法です。
仮に、どこか晩御飯を食べに行きたいなあと思った時には、検索窓に「所沢+居酒屋」「池袋+焼肉」など、地域名やジャンル名を検索窓に入力して検索しお店を探します。
そもそもキーワード検索とは、キーワードを入力することで目的の情報を引き出す機能のこと。
GoogleやYahooなどの検索エンジンで「キーワード検索」を実行すると、その「キーワードを使って検索した目的と関連するホームページ」が何千件~何百万件も一覧となって表示され、その上部には、広告掲載主と強調スニペットに選ばれた売る人や会社のホームページが並び、探している情報を教えてくれます。
しかし、いずれも判断材料は文字だけです。
キーワード検索の掲載順位は、運用ドメインの取得年数や被リンクの数、情報量(ページ数)に更新頻度などホームページ運用の実績で決定されます。またローカル検索では、「知名度・距離・関連性」の3つのポイントで掲載順位が決まり表示されますが、ここでの判断材料も文字だけです。
文字から想像を働かせ判断しなくてはならないのです。
ハッシュタグ検索は「写真」中心でユーザー体験情報
続いて「ハッシュタグ検索」についてです。
SNSの投稿を見ると「#(ハッシュマーク)にキーワード」は入った単語を見かけたことがあると思いますが、これがハッシュタグと呼ばれているものです。
このハッシュタグはその投稿を「どのグループに分類するのか決めるラベル」のこと。
例えば、「美味しいラーメン」に関する投稿をする場合に「#美味しいラーメン」とハッシュタグを付けたとします。するとSNS検索で「#美味しいラーメン」と入力すると、そのラベルが付いた写真が一覧で表示されます。
自分が関心のあることに「#」を付け検索するだけで、写真が一覧で表示され、ちょっとした知識から最新の体験投稿まで「信頼度の高い情報」が得られます。
ググるは時代遅れなのか?
時代は、「ググる」から「タグる」シフトしています。
友人や知人、フォローしているインスタグラマーなどが投稿する情報は信頼度が高く頼りにしています。また、投稿頻度の高さからタイムリーな情報が多く、常に最新情報が得られます。
売り手側の一方的な情報を「文字」で判断するしかない「ググる」から、消費者の体験情報を「写真」で判断できる「タグる」にシフトが広まり始めているようです。
SNSでの集客には、商品やサービスを利用してくれたお客様に「ハッシュタグ」とセットで投稿してもらうといいですね。
さいごに
如何でしたか?
今日は、「キーワード検索かハッシュタグ検索か?どちらをよく使うか」についてお話しました。
最近、「ググるは時代遅れ!」という言葉を耳にしました。
ホームページ制作を生業にしている身としてはキーワード検索が時代遅れとはショッキングな発言ですが、冷静に考えると私も画像で判断できるSNS検索で地元の美味い店を探しているのですから納得です。
会社やお店のインスタグラムでよくやってしまうのが、いわゆる「ビッグタグ」と呼ばれる、もの凄い投稿数の多いハッシュタグをつけてしまうこと。
SEOで検索数が多いキーワードで検索順位を上位を狙うのと同じく、そのハッシュタグで一覧に表示されるには難易度が高いのでおススメしません。
「ミドルタグ」と呼ばれる、「ビッグタグ」よりも投稿件数が少ないハッシュタグで人気投稿を狙うべきです。
これはSEO対策でいうところのロングテールSEOと同じですね。ビッグタグは競合が多く人気投稿には選ばれ難いので、まずは人気投稿になれる土俵(ハッシュタグ)を選ぶことが大切ですね。