【魅力満載の飛騨】「ゆきあき」下呂を飛び出す!後編
前編では、駐車場に着いたところまでお話しました。
今回は後編です。
楽しみにしていた天生湿原へ Let‘s go!です
受付で検温、手指消毒、登山届の記入、協力金(500円)支払いを済ませ入場しました。
登り階段が続きます
空が徐々に青くなってきました
緑に囲まれ山道を進みます
今まで登った山の中で最高クラスだなと浸っているところ
湿原の中に出島のようなところがあります、そこに「ほこら」がありました。飛騨の匠で有名な「止利仏師」の逸話が記されておりました
ゆっくり1時間ほど歩くと天生湿原です
まだ雲は厚いですが太陽の光を感じます。
湿原の上を無数のトンボが飛んでいました 天生はすでに秋の気配
ナナカマドの実が熟していました、まだ青いですね
湿原は「白髭草」シラヒゲソウが満開でした
小さくてかわいいな
「鳥兜」トリカブトのお花がありました
お花の口は下に向いており、健気で可憐だなと思いました。
でも毒があるので要注意。食用できません。
(県立公園内は植物の採集は禁止されています)
名前の由来は烏帽子に似ていることからきています。
アジサイ・トリカブト・ガマズミなど、この1枚に写る植物の多さがすごい!
樹皮が湿った状態・ブナの巨木
雨の時や雨上がりの時にだけ見ることができる、ブナの生きる智慧
ブナには「樹幹流」ジュカンリュウという性質があります。
天生最大の魅力「カツラ門」
天生湿原から更に1時間ほどゆっくり歩くと「カツラ門」に到着します。
幹周り、何メートルあるのでしょうか。圧巻です。
ゆきさんいわく
「カツラの巨木が群れて残ってるところは他にないんじゃないかな」と
カツラ門に興奮している~~!
ブナ林がきれい
朝の濃霧はどこへやら。抜けるような青空です
くねくねの幹
ブナは雪深い地域に適しており、環境に合わせて順応していきます。
この枝も雪に耐えて、枝をしならせ、それでも上に伸びようと懸命に生きてきたのかなと思いをはせるとこみ上げてくるものがありました。
「晒菜升麻」(サラシナショウマ)
小花がいくつも集まりブラシ状のお花を咲かせていました。
セリ科の植物 (白根川芎(シラネセンキュウ)か猪独活(シシウド)に似ています)
ガクアジサイ
コケ類・胞子体がニョキニョキしています
名前が分からないきのこ。
ブナの空洞・これまた圧巻でした
空洞になっても生きる!木からエネルギーを受け取りました
「匂辛夷」ニオイコブシ(別名・タムシバ)の実
白くて可憐なお花からは想像つかないグロテスクな形の実ですね
天生湿原 別の角度から
天生湿原は周遊コースになっているので再び天生湿原に戻ってきました。
ツバメオモトの実
まるで宝石のようです
下山する頃は快晴に!
どこを切り取っても天生湿原の景色は画になります
最後にゆきあき・ウォーキングの2人で撮りました。
カツラ門の前で目を閉じて瞑想したときは気持ちよかった~。
天生県立自然公園は冬が早く例年11月上旬までです。
年内にもう1回いけたらいいなと願いながら帰路についたのでした。
※現在、岐阜県にコロナ緊急事態宣言が発令しております。
緊急事態が解除されましたら9月のご参加おまちしています。
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皆様の安全と健康をお祈りしています
ブログ記事担当 ゆきあき・ウォーキング あき