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ヴェーダは師が重要

2017.03.01 00:04

インドのヴェーダから人生のカラクリとカルマを知り、愛に生きるお手伝いいのラーデーラーデーです。


毎日少しでも、インドのヨーガ教典「バガヴァッド・ギーター」を読むことで、ハートが浄化されるそうです。


最近はアーユルヴェーダやヨーガを学んでいる、または名前を聞いたことがある、という方が増えて来たように思います。


では、なぜヴェーダを学ぶとよいのか?


今日は、ヴェーダを学ぶということについて、書かれている節を「バガヴァッド・ギーター」からご紹介します。


「至上者語る。

 根は上に、枝は下に伸び、

その葉の一つひとつが

ヴェーダの讃歌

(利得を求め天界に昇る道を説く)

である、
不滅のアシュワッタ

(バニヤン)樹があるという。
この樹を知る者は全ヴェーダを知る。」


おお、それはすごいです。

更に、こう続きます。


「この物質界の木の上下に拡がる枝は(上は神々、下は動物などを指し)、
物質自然の三性質に養われている。

 無数の小枝は感覚の対象物であり、

 根は感覚を楽しみたい

という欲望であり、

人間社会の
行為とその反動の連鎖に

人を縛り付ける。」


あれ、木々の枝は結局感覚満足、輪廻転成に結びつけてしまう?


「この世界に住む者には、

この(物質存在の)樹の姿

が見えず、
始まりも終わりも

根ざすところもすべてわからない。
だが、人は一大決心をして、

無執着の剣を振り上げ、
この頑強な根を持つ樹を

切り倒すべきである。」

(14章1-3節)


これを読むと、結局この樹(全ヴェーダ)は、

物質的な幸福や宇宙の仕組み

を知るためにある。


ですが、

肉体はいつか死んで終わってしまうので、

それでは究極的な不安を拭えない。


だから、

一念発起して、

一時的な幸せを求める樹を切り

本当に必要なビジョンを得た方がいいですよ、

とシュリー・クリシュナは、

親友アルジュナに、そして

今これを読む私たちに

語りかけてくださっているのだと思います。


そして、その樹全体を知るためには、

その樹の中で生きる意識から抜けた、

聖者であり師について

学ぶ必要があると

気付かされます。


ラーデーラーデー