見積りには現地確認が不可欠
先日、リフォームコンパス東京表参道店にT様がご来店くださいました。
当初は「暮らしの診断シート」からお問い合わせをいただいておりましたが、
報告書をお送りさせていただき、その後に来店相談のご予約をいただく形になっておりました。
T様のご計画は、中古物件をご購入にあたってのリフォームで、
工事を希望される内容や範囲は割とすでにお決めになっていらっしゃる様子がありました。
また、早めの工事を希望されていらっしゃっている一方で、
元の居住者の方がまだ住まれているということもあり、すぐには現地の確認ができない、という条件がありました。
T様の様に中古物件を購入され、リフォームをしてから入居されるという方は数多くいらっしゃいますが、
中には今回の様に、建物を自由に見ることができないということもあります。
そういった場合、図面などがあれば見積りをしてもらえるのではないか、とお考えの方もいらっしゃるのですが、
実はリフォーム会社が見積りを出すためには、現地の確認は欠かせません。
ひとつはお客様が不動産会社から渡されている図面というのが、
単に不動産情報が記載された「間取り図」に過ぎない場合が多いということもありますが、
例えば詳細な図面があったとしても、
その中に梁の高さや床の段差まで記載されていることは少なく、
また、実際の下地状況などによっても予定すべき工事内容が異なることもあり、
詳しい見積りができない、というのが正直なところなのです。
つまり、正確な見積りをしてもらうためには、
例えば仲介業者や管理会社などを通じて、それぞれのリフォーム会社に現地をしっかり見てもらうことが大切になってきます。
T様にはそういったお話もさせていただき、
後日調整をしていただく前提で、3社のリフォーム会社をご紹介させていただくことになりました。
新しいご自宅が、より良いものになるように、ぜひしっかりとお打合せを進めていただけたらと思います。
T様、ご来店ありがとうございました。
Kousuke Kitamura